これまで、私と英語の関わりについて、ちょこちょこと書いてきて、
多読との出会いについても書きました。
今日は、多読を始めてからの体験を書いていこうと思います。
NPO多言語多読理事でもあり多読の提唱者、酒井邦秀先生の
多読講座を始めて聞いたのが、2005年の7月30日でした。
その時の衝撃とワクワク感は、こちらで書いてますが、
「多読楽しそう!」
「そんなやり方で英語ができるようになるの?」
「やってみたい!」と即、図書館に走りました。
多読図書を取り入れている図書館は、大変少ない時代でしたが、
愛知県は豊田高専で西澤一先生による「多読授業」が行われており、
西澤先生の各図書館への働きかけにより、徐々に多読図書を
導入する図書館が出始めていました。
そんな図書館のひとつが、小牧市図書館だったのですが、
私の実家が小牧にあったので、これ幸いと父と母の図書カードで
毎回20冊借りることができました。
最初は、とても易しい本を読みます。こんな感じですね。
(こちらのリンクから、中身も少し見ることができます)
TVのCMの間に読めてしまいますので、隙間時間にも読んでました。
1冊は1-ページ程で大変短いのですぐ読めてしまいます。
貸出期間の2週間の間に、何度も読んでました。
そうやって1ヵ月に2回、3回と図書館通いが始まりました。
その頃の多読記録を見ると、8月1日から始めて、8月31日に
【20万語】達成しています。
語数というのは、単語ひとつを1語と数えます。
book で1語。
a book で2語ですね。
I、the、a、何度も出てくる語もすべて数えます。
多読を始めた頃、100万語を目標にしました。
多読情報が集まるサイトでは、100万語が目標になっていたからです。
また酒井先生のよるこちらの本を読んで、多読を始める人も多く、
キリのよい目標だったわけです。
100万語って、どのくらいかというと、ハリーポッターの2巻が
約10万語ですので、それを10冊です。
でも、多読最初は、ハリーポッターを読むことなんて出来ません。
多読は、ラクラク!スラスラ!楽しく!読める本だけ読んでいく
ものだからです。
つまり、ハリーポッターを10冊ではなく、易しい本から始めて、
300冊、500冊と読んで、100万語読んでいきます。
易しい本をどれだけ読めるかが、多読をうまく進める上で
大事なポイントになります。
ちなみに、私は273冊で100万語でした。
私の多読友達は、なんと1234冊で100万語達成です。
人それぞれで、とにかく楽しむことが一番のポイントです。
次回は、どんな本を読んでいたか、、などお話できたらと思ってます。