近くの学校のテニスコートは雪がすっぽり積り白一色。
校庭には2人が歩いて行った足跡だけが残っていました。
市内の小中学校は休校となり、予定していたパソコン教室も休講となりました。

一面の雪20140210-w350

校庭の雪
5億年前の岩石 友人高木宣輔さんから5億年前の石を見せていただいた。その石を、ジッと見ていて、10年ほど前に読んだ柳田邦男著の『石に言葉を教える』という本を思い出して読み直してみた。東北地方のどこか山間の村で初老の男が小さな渓流のほとりにある大きな角ばった石に向き合って座り、しきりに話しかけている。男は石に言葉を教えているのだという。もう13年も前から男は倦(う)むことなく毎日続けていると村人たちはいう。どうやって教えるのか、想像力を失った大人の狭い常識では、あるいは科学技術万能の経済社会の常識人には、とても理解できない話である、と柳田邦男は書きだしている。
 年老いて、何かを始めるという創造力を忘れない生き方が大事だと、日野原重明先生が『生き方上手』に書いていた。作家五木寛之は『人生の目的』の中で、人生の目的は自分だけの「生きる意味」を見いだすことであり、それは一つの物語を作ることだと書いている。それは簡単なことではない。石に言葉を教えるほどの発想が無くてはできない。日常生活の中にそれを見いだして満足していても、諸行無常の真理の世界に生きている我々には儚いことと知るべきだ。
 現代人の多くは、すでに宗教とか信心という言葉を、ほとんど失っている。ピンピンコロリがいいと自己中心的に生きて医学に頼り、核家族化が進み老々介護や独居老人が急激に増えている世の中で、最新のIT(情報処理)技術の恩恵も受けることなく、目に見えない尊厳とか矜持(プライド)が、近いうちに必ず保たれなくなっていく自分自身を見失っている。
 石に言葉を教えるほどの物語はできなくても、すでに共感できる人々が作った偉大な物語を「信じる」という道がある。その一つがお釈迦様の説かれた、生れ老い病をうけ死にいたった後に続く「浄土という物語」である。
 日立市と常陸太田市の一帯に広がる多賀山地には5億年前のカンブリア紀の地層が発見されている。そこから採取されたのが下の写真。5億年前は中国大陸の一部だった。それから4億年間かけて大陸から離れて日本海ができ今から1千5百万年前に日本列島がつくられたそうだ。茨城大学の研究成果だ。
5億年前の岩石

この地方では3.11大震災後の今も余震が続くが、5億年前からある大地がゆれていると思うと、海に沈んでしまうなどと余計な心配はいらない。
 昨日(1/10)同期会の新年会で、茨城大学につい最近まで席を置いていた友人からこの岩石をいただいたので紹介。
   5億年前の石を見て、『石に言葉を教える』
今年も元旦に鎌倉に住む妹八尾和子から豊島屋の鳩サブレーを届けていただきました。ありがとうございます。
鶴岡八幡宮への参道若宮大路の第二の大鳥居の左手にある老舗豊島屋の名物が鳩サブレー。この店の脇の道を行くと小町通りに出る。鎌倉駅の駅前広場に通じている。この道を歩いて駅から電車で藤沢駅まで通学した。
高校時代を1年間だけ過ごした懐かしいところだ。
豊島屋の鳩サブレー

Skypeのロゴ 今年の最後のパソコン教室(12/24)は"Skype(スカイプ)"を楽しみました。Skypeは、マイクロソフト社が提供しているインターネット電話サービスです。ノートPCに付いているカメラとマイクとスピーカーで、Skypeユーザ同士なら世界中どこにかけても無料でビデオ通話ができます。
お正月に遠く離れて暮らしているお子さんや孫の顔など見ながら、見せながら、また友人同士で情報を交換を楽しんでみてください。


今年はパソコン教室で皆さんとFacebookへの投稿をしたりしてSNSの世界に参加してみました。

来年もブログやFacebookでお目にかかりましょう。