こんにちは
『職場の断捨離』を
読みました。
自分の家の片づけでさえ
大変なのに、
大勢の人が働く職場となると、
その難しさは
想像に難くありません。
それでも、
この本には “強制しない” 形で
職場の断捨離が広がっていった
2つの素晴らしい実践例 が
紹介されています
「忙しい職場ほど片づけよ」断捨離が職場を変える
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どちらの例も、
「この職場には断捨離が必要だ」
ということを丁寧に伝え、
まずは自分自身が
率先して
取り組んだことから始まりました。
その姿勢が周囲に伝わり、
やがて
職員一人ひとりが
“自分事” として
断捨離に取り組むようになっていく。
素晴らしい実践例です。
そして、
断捨離を実践していった結果、
残業が減ったり、
仕事がスムーズに進んだり、
売り上げが上がったり、
人間関係がよくなったり・・・
もちろん、
一朝一夕にはできません。
でも、誰かが
強い意志をもって始めれば、
それが周囲に伝わり、
職場は変わっていくのだと
感じました。
私が以前勤めていた職場も、
超多忙で、
正直なところ
“ブラック” と言われても
おかしくない環境でした。
休み時間に職員室へ戻ると、
デスクには
いつのまにか書類の山。
整理する時間もないまま、
次々と積み重なり、
ついには要塞化してしまう・・・
そんな光景は
当たり前。
ちょっと触れると
雪崩が起きるような
“山脈”のデスクもあったし、
共有スペースの書類も、
棚に入ってはいるけれど
中身は誰も
吟味できていない状態
ある春休み、
出勤したときに
教頭先生が
「断捨離、断捨離〜
」
と言いながら
古い書類を
整理し始めていました。
その流れで
一緒に断捨離したのですが、
倉庫には何十年も前の書類が
大量に眠っており、
保存の必要がないものばかり
二人で盛大に断捨離をして
だいぶスペースが
生まれたのを覚えています。
ただ当時の私は、
まだ断捨離の学びを
深めていなかったこともあり、
新学期が始まると結局そのままに。
継続できなかったのは
少し残念でした。
よく
「忙しいから片づけられない」
と言いますが、
実際は
片づけないから忙しくなる
のだと思います。
同じ環境で働いていても、
デスクが要塞のように
積み上がる人もいれば、
ごく稀に
何もないデスクを
保っている人もいました
そして後者の人は、
仕事が丁寧でありながら、
とてもスピーディーでした
きっと、
その場その場で
書類に決着をつけ、
溜め込まない仕組みを
自然に作っていたのだと
今ならわかります。
職場の片づけは、
誰か一人の力では
追いつかない。
けれど、
まずは自分の身の回りから
整えることで、
その姿勢は必ず
周りに伝わっていく。
環境が整えば、
仕事は軽やかに回り、
人間関係まで
穏やかに変わっていく
断捨離の力は、
私たちが思っている以上に
大きいのかもしれません。
「忙しいから片づけられない」を
「片づけているからスムーズ」
に変える第一歩を、
今いる場所から
始めていきたいですね
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