こんにちは
家に戻ってきた
日本人形。
結婚するときに、
親が用意してくれたものです。
でも今となっては、
ちょっと切ない「証拠品」。
いよいよ、
お別れの時がきました。
断捨離、見守ってくれてありがとう
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私が結婚するとき、
それはそれは
両親はいろいろなものを
揃えてくれました。
家具、着物、
そして日本人形。
私は正直、
日本人形なんて
要らなかったのですが、
当時は“嫁ぐ時に持たせるもの”
だったのでしょうね。
最初のころこそ
飾られていたその人形も、
いつの間にか
愛でられることもなく、
ガラスケースの中で
埃をかぶっていました。
元夫の家に
置かれていたのですが、
「きみの持ち物だから」
と言われて、
私の元に戻ってきました。
私はこの実家でも、
雛人形をはじめ、
たくさんの日本人形を
断捨離してきました。
普通のゴミに
出せるものではなく、
何度かに分けて
「人形供養」に出してきました。
そして今回、
この日本人形もついに供養へ。
この人形を見ると、
両親がどんな気持ちで
用意してくれたのかを
思い出します。
その思いに応えられなかった
自分の情けなさ、
そして、
結婚生活での苦しかった想い。
そんなものがないまぜになって、
胸が締めつけられるようでした。
人形には何の罪もないけれど、
負のエネルギーを感じてしまう。
だからこそ、
ようやく
手放すことができました。
やましたひでこさんは言っています。
「人形やぬいぐるみを手放せないのは、
眼がついているから」
確かにそう。
なんだか、
こっちを見ている気が
しますよね。
でも、
人形やぬいぐるみもきっと
大切にしてほしい、
愛でてほしいと思っているはず。
それができないならば、
供養に出してあげるのが
いちばんの優しさかもしれません。
私は見ていなかったけど、
人形は私のことを
ずっと
見てくれていたのかもしれません。
今までありがとう。
大事にできなくて、ごめんね。
心を込めて、
お別れしました。
今日も素敵な１日を
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とっても素敵なお家です。
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