定型ヘッダ

このテーマに書かれたことは 私、個人の一方的な私感によるものです。

社会的意識に反する内容が記載されている可能性もありますので

非難したくなりましたら、ブラウザバックをお願いいたします。

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私は1980年 二十歳で初就職しましたが

 勤務開始は11月でした。

 

初めての会社務でしたが・・・

 周辺からは「中途採用」と、当時言われました。

 

新卒 新規雇用とは4月1日初出社という

 開始期間限定があるそうです。

 

 

 

 

私の初めての職場は知人の紹介で入社した「オーディオメーカーの設計室」

 でしたが、同じ職場の先輩たちも 元・・・大手企業の出身ばかり。

 

 

GE(ゼネラル・エレクトリック)

SONY

東芝

松下電器(Panasonic)

TRIO

日本ビクター NEC・・・

 

 

全員が輝かしい経歴の持ち主であり 

 開発畑を何度も渡ってきたツワモノばかり。

 

私はその会社が初職場だったので

 先輩たちから出身の社風をいろいろ酒の席で聴くのも

  楽しみでした。

 

 

設計屋は基本的に「渡ってきた経歴の数」

 評価につながる・・・そんなふうにも考えていました。

 

「いいなあ・・・いろんな会社の経験ができて照れチョキ

 

 

 

私の父も母と結婚後 私が生まれるまでの5年間

 会社は16社も変わったそうで・・・それもすごいな・・・

 

最終的に父から聞いたのは(私が二十歳過ぎのときには)

 30社以上も転職したそうです。

 

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私が個人事業で独立したのは26歳でしたが

 たまたまその時、知り合った個人の設計屋の先生から

 

「君に仕事(会社)を紹介したいけど

  君は過去3社も退職経歴が有るから紹介できない・・・

 

中途採用の回数が多すぎるからね・・・

 先方は新入社員か 2社以内の人材がほしいと言っているんでね。

 

日本では3社変わったら

 一流企業には二度と就職できないよ!・・・よく覚えておきなさい。」

 

 

そう言われて 当時、私はその人の言っている意味が

 全く理解できませんでした・・・

 

 

そんなあ・・・

 ひどいよ・・・チュー

 

 

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それって パーびっくりアセアセ  中途採用や 会社の遍歴数って

 悪いことだったの?

 (そういう言われ方したのは初耳でした)

 

 

 

そのことを後日、母に当時相談したら

 

「日本の国では 終身雇用制度と言って

   一度入社したら 死ぬまで(退職するまで)

同じ会社に居ることが良いとされているから

 あんたはその対象外だって言うことでしょう!?」おいでキョロキョロ

 

そう言われました・・・

 

 

私も終身雇用のこと(意味)は知っていたものの

 転職や変わった会社の数が

デメリットとして数えられる・・・

 という話を初めて知ってショックだったのです。

 

 

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技術職としては 知っている経験値の量は重要で

 インシデント「問題・危機発生時の予防対策」重要ですから・・・

 

一社では経験など得られるはずがないから

 経験豊富の方が良いに決まっている

  私は・・・そう考えていました。

 

また企画会社で外注を選ぶ時も

 「転職経験数の多い人」を優先して人選していました。

 (もちろん知的レベルは面談で見させていただきますが)

 

 

 

終身雇用の人は

 またま行くところがなかったから同じ会社に居るのかな

  ・・・とでも考えていて。

( 注意 これって差別の意味ではありません

 誤解のないようにお願いします お願い

 

 

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産業技術学校の臨時教員をやっていた頃

 職員室で卒業生徒の職場定着率の会議をやっていて

 

「いやあ・・・経験が多いほうが生徒のためでしょう」

 

そう私が発言したら

 周囲全員は ガーン こんな顔に・・・

 (私が悪いこと言っちゃったんでしょう・・・ね。 多分)

 

 

でも・・・転職の数って

 悪い基準じゃないですよね・・・

  本当にそう思っての発言でした・

 

 

 

そりゃ離婚の数が ✘3とか ✘5とかだったら

 少しは相手も気にするでしょうが

  恋愛経験数は多いほうが良い! それと同じで

仕事の経験値は多いほうが良いに決まってますよね!

 

 

経験の多い企業戦士

 私はその方を優先したいです!

 

 ね!

  ね!

   ね!

 

私、

 間違っていませんよね!!!

 

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私は家電一般の開発依頼が多かったです。

 

メーカーも

像・虎・などの調理家電、洗冷暖房機、デジカメ AV機器 VTR・・・

 

「換気扇とアイロン」以外は全部やったつもりで

 経験値の量は逆に終身雇用では得られませんし

  私の経験の多さは逆に先方の依頼主さんを安心させられるものでした。

 

 

だから終身雇用を重要視する日本の企業イメージは

 私は根本的に間違っているのではないでしょうか・・・と私は言いたいのです。

 

 

 

世の中、派遣社員を悪く言う人も多いですが

 私、絶対に人生に必要な「仕事を広い角度から知る」意味で派遣は重要で

  終身雇用では人間は人生の勉強が出来ない!

 

そう考えています。チョキプンプン

 

 

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今回の私感!

人生の勉強ため 終身雇用は良くない!

 もっと転職を繰り返して社会を知るのだ!

  だから転職回数の多さは高い能力の証だ!!!

 

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私が高校時代 生徒指導部は夏以降に企業訪問解禁時

 就職相談・・・というのがあり、昼休み 放課後いつも長蛇の列でした。

 

教師から

「お前ら、ここは職安じゃないんだぞムカムカ

 いい仕事ありませんか? とか 親を連れてきたら追い返すぞ!」

 

 

そんな怒号が何度もありましたが

 親ごと来る生徒もしばしば・・・

 

 

当時、親御さんは

 「息子の (一生に一度の仕事との出会い)なんだから

   先生が相談に乗ってくれないと困る! 」

 

と そういう意見も・・・

 

 

へえ・・・終身雇用って

 結婚と同じみたいな感じなんだなー

 

 

私だったらどこかに一回入って

 よかったらそのまま居て

  自分に合わなかったら

何度でも職場は変えよう!

 

 

高校時代にそう思っていました。

 

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自分が引退して高齢になって気づいたことですが

 多くの家電が自分で修理できて便利は便利ですが

  確かに「老後の保障」などは受けられません・・・この意味では

 

公務員や 終身雇用の人たちが

 退職金に数千万円もらったり 病気になった時、社会保険が使えたり

  優遇されていたんだな・・・そんなことも考えるようになりました。

 

仕事で何日、徹夜しても 年に休日が1日もなくても

 お金は1円ももらえないし・・・

 

 

自営での仕事や 職場を転々としていて

 社会保障的には「孤独」って事なのでしょうね。

 

 

「終身雇用のサラリーマン生活」が

 ちょっぴり羨ましいな・・・

 

最近は

 そう思ったりして。