数年前から 海外(途上国)でやらかしている

 日本人のニセ・ボランティアユーチューバーが

  問題を越しているとのことをニュースでも問題視していましたし

 

海外で長年ボランティアをしている姉からも

 この問題が深刻化しているという話を聞きました。

 

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最貧国・・・と言われている国で花売りする子どもたち。

 現地で花束が日本円で20円とか 30円とか・・・

 

まあその様な「家族の生活を支えている」子どもたちが

 貧国と言われている国にいっぱいいるようです。

 

 

 

20年ほど前から 頑張っている子供たちに

 多めにチップを渡す観光客が次第に増え始め

  最初は倍の値段で「商品」を買ったり

100円くらい(商品の数倍)のチップを渡したりするようになって・・・

 

 

 

貧国の子どもたちに大金を渡すと

 彼らも泣いて喜んで

  その親達が お礼にホテルまで感謝を伝えに挨拶に来たり・・・

 

これがインスタ映えするらしく

 SNSやブログ、海外旅行紹介のホームページに掲載され始めて

  良いことやら・・・悪いことやら。

 

 

 

しかし、次第に「金額」がエスカレートして行き

 その子どもたちや その家族が犯罪に巻き込まれたり

  命が脅かされたり・・・

 

 

しかもその「大金プレゼント動画」の

 貧しい家庭を支えるユーチューバーが激増し

  (再生回数を稼げるとのこと)

 

 

しかし逆に その「喜び」の影の下で

 多くの悲劇が始まっている・・・とのこと。

 

 

 

貧国で働く子供や その親にとって

 確かに「100円」もあれば十分な生活のプラスになるでしょうが

  50ドル 100ドル(数千円・1万円以上)を渡して

 

貰った家族は泣きながら喜ぶのかもしれませんが

 「それが近所にバレて 傷害事件 殺人事件」になったり

 

 

お金欲しさに行動がエスカレートして

 彼らの人生観が変わってしまったり・・・

(その親が味をしめて 子供に観光客に喜ぶ行為を持ちかけたり)

 

 

 

一度だけのプレゼントや

 アクセス稼ぎの「大金プレゼント企画」は

  その動画の中では「感動シーンがお約束」されているのですが・・・

 

 

じゃあ撮影が終了した後・・・いつまでも同じ幸運に恵まれることもなく

 「じゃあねパー」 で帰るユーチューバーや観光客・・・

   取り残された現地の「学校にも行けない子どもたち」は

逆に生活リズムを壊されて 少額のチップでは満足できなくなって・・・

 

 

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姉も海外ではボランティア生活をしています。

 国によっては生活費も安いため、人力(リキシャ)に多めにチップを

  渡すことも結構あると言いますが

「チップには相場がある」とのこと。

 

 

慣れない大金を手にした「貧国の子供や若者」が

 家族のためにそれを貯金したり それでビジネスを始めるわけもなく

  無駄に「金欲しい」でうろついて 家族のための仕事を辞めたり

 

仲間のチップをピンハネ 奪い取る組織を始めたり

 「貧国でのお金の強さを知らない日本人」が

  池の鯉や 公園の鳩にエサを与えるように

 

「喜ぶ姿が感動的!」

 

一瞬な思いつきで行った行動が

  結果的に「その子どもたちの家庭の破綻」に繋がってゆく結末まで

   ユーチューブにアップしているわけもなく・・・

 

 

 

思いつき 感動が手に入る・・・だけの軽率な

 「偽ボランティア」行為を辞めてほしい・・・と

   現地で生活している正式なボランティアも言っているそうです。

 

 

現地には現地のルールや、生活のリズムが有る・・・

 そこを忘れないでほしい・・・と

 

 

貧国の「お金問題」は 確かに生活に必要なものにはなるのでしょうが

 その「大金プレゼント」が 逆に「暴力」になっちゃってもいること。

  そこを分かってほしいそうです。

 

 

 

 

***** 余談 *****

 

「敗戦国ニッポン」の立場を

 もっと良く知ろう・・・の話。

 

(ご気分が悪くなるような内容も有るかと思いますので

  そう思われましたらブラウザバックをお願いいたします。)

 

 

 

オリンピックだ!

 万博だ!

  世界的な最先端技術だ!

 

 

政治家や企業家は

 日本の「先進国」ぶりを今でも豪語しますが

  諸外国の中で 日本を「先進国だと思っている国」は少ないでしょう。

(外国人と仕事を長くしているとよく分かることです)

 

 

敗戦後の昭和20年代 1950年代 アメリカからパクった技術を学び

 「労働者の無茶な苦労で生産技術を克服し 多額の貿易黒字を得た」

   高度経済成長期・・・の昭和レトロ時代。 1960-1970年代。

 

 

しかし今では

Made in China の中国製しか見ない日本ブランドの

 家電工場の場所を見てわかるように

  最先端技術 優秀な生産能力を誇示した「日本企業」のサクセスストーリーは

もはや遠い 半世紀以上前の昔です。

 

 

今や 私のような負担になるだけの「老人だらけ」ニッポンに

 オリンピックや万博やっても

  「過去の栄光プレゼンテーション」やっているのと同じですね。

 

 

 

私が幼少期 敗戦国ニッポンはこうだった・・・

 アメリカ兵 駐留軍(MP GHQ)の職員に

  「アイ・ハブ・チョコレ」

 

そう言って食べ物や菓子類をねだって

 米兵の後を追っていた話を親から聞きました。

 

「長谷川町子著書の古い漫画」にも

 よく掲載されています。

 

 

 

「アイ・ハブ・チョコレ」

 

そう米兵にお願いすると

 チョコレートが手に入るピンクハート

 

 

 

子どもたちはそう信じて

 逆に性的暴行を受けたり

  行方不明事件も多発したとか・・・

 

 

「日米地位協定」

 現在でも チョロチョロ顔を出しますが

  日本人は見て見ぬふりですね。

 

 

 

今では話題になることもありませんが

 こんなニッポンがあったこと

  別に私が見たわけでもありませんが・・・

 

 

先進国 ニッポンと言われて それを信じて

 喜んでいること・・・少しは考え直したほうが良いです。

 

 

 

そして今でも日本がアメリカの支配下であることと

 戦後生まれの私達が 当時日本軍がやらかしたことで

  その「責任」を強要されながら海外支援を続けている現実

 

 

先進国・ニッポンがある前に

 「ごめんなさい・ニッポン」が今でも

    今後も有ることを忘れないでください。

 

 

 

 

世界カレンダーで

 「ヒロシマ・ナガサキ」の被爆の日は

 

世界中で

「 悪の国が滅びた 最高におめでたい日 」

  国際的なパーティなのです。

 

 

 

 

この温度差、おわかりになりますでしょうか・・・

 

日本人は全員「終戦」と呼び

 外国人は皆、「敗戦」といいます。

 

 

 

私は日本人として生まれてきて

 個人でしっかり生きてきて

 「戦争の責任感と影」を背負う義理は考えませんが・・・

 

 

外国から見た「先進国・ニッポン」は

 私達 日本人が考えているような

  友好的なものではありません。

 

そこを忘れないでください・・・ね。