前回の電子レンジの記事の続きです。

■ ■ 東芝さん・・・ウソこいたな! | gusaku-horibataのおかしな世界 (ameblo.jp)

 

 

じゃあ充電式の電子レンジがほしい・・・

 と思うのは私だけでしょうか?

 

日本では家庭用商用電力の電圧が低く

 500Wを越える家電の運用は厳しい国です。

 

家庭用電源のことを「電灯線」と呼ぶくらいで

 明治時代から照明用以外に考えずに進化した家電の歴史があり

(でんき つけてね=照明をつけての意)のように

 照明だけつければ良い=電力の進化を甘く見て成長した電力業界です。

 

電力会社も事実上「みなし公務員」であって

 

NTT 日本たばこ産業 JR 日本郵便などなどと同様に◯◯電力も

 看板は「民営企業」ですが 運営自体は立派な国営企業であり

  多くの法律ががんじがらめになっていて

太陽光発電も歪んだ利権業務体制になってしまいました。

 

私も太陽光発電の実験場を持ち 将来の発展の研究を

 30年以上続けましたが 結果、東日本大震災後に生まれた

電力買取制度の中国系ファンドの闇や政治家の利権問題に振り回され

 庶民が異常に高い電力費用を負担する未来における

  影を見て残念に思います。

 

これ以上太陽光発電が導入されると

 家庭の電気代は現在の数倍に跳ね上がるでしょう。

 

いくら自然エネルギーと言えども

 使ったエネルギーは熱となってこの世にとどまります。

 

脱炭素の前にすること

 いっぱいあるはずですが・・・

 

とにかく政治家の利権を何とかしないと

 庶民は苦しみ搾取されるだけですね。

 

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話がそれましたが 私の家は従来50A契約であり

 工場の動力や工作機械を扱っていましたが

  現在はしょぼい家庭用同様の30A契約になっています。

もちろん各部屋のエアコンを100Wレベル(除湿モード)で動かしても

 全部屋をLED照明にしても

 

電気ポットやウォシュレットのピーク負荷に耐えられず

 ブレーカーは落ちてしまいます。

 

日本では従量制と電流契約の2種類の費用がかかり

 普段使わなくても最大電流で制限と基本料金がかかってしまい

  ピーク負荷でカネを取られます。(世界的に少ない形ですね)

 

私の余命も迫ってきていて 敷地内に有る店も廃業したため

 倉庫の店にも基本料金がかかっていて

  こちらの対策もしませんと使わない電力のために

電気代がかかっています。

 

法律(電力法)の関係で今まで出来なかった工事も

 私の目が黒いうちに照明回路を引き直して店舗側の電力配分を

  変更しなければなりません・・・

 

準法的に工事を終わらせないと。

でも工事終わるまで私の命が持つのかなあ・・・

 それも心配だったり。(年内は生きられそうですが)

 

 

別棟への送電には法律制限があって

 最終的にこの地では東電さんの審査を受けることになりますが

  一応配電盤から照明のみ切り替えないと

 

無収入の廃店舗にカネを払い続けることになります。

 

癌の延命にかかる費用が

 年金の全額になっていて

  人生にも早く決着つけないとヤバいです。 おいで笑い泣き

 

 

ああ・・・末期がんは

 メチャ忙しいですね。

 

そこに持ってきて

 出力200Wになるという電子レンジが実は1000Wで

  さらにブレーカーが落ちる問題が頻発し

充電式の電子レンジがあればピーク負荷に対して

 乗り越えられるなあ・・・とか思ったりして。

 

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昭和と今の家電の話

 

 

昭和40年代 各家電メーカーで電子レンジが普及し始め

 多くの家庭ではブレーカーが落ちる問題が頻繁に起こって

  皆は「TVや照明を消して」 夜は真っ暗な部屋で

ピーク負荷の電子レンジを使ったものです。

 

当時は確かに真空管TVなど高消費電力なものが多い上に

 家庭の契約電力が10Aとか15Aとか小さかったものです。

 

一部屋のアパートなら5Aとかの契約もありましたね。

コタツと照明で目いっぱいです。

 そんな状態で電子レンジなんか絶対ムリです。

 

当時のナショナルでは対応として350Wの出力の電子レンジも

 出ていました・・・

電子レンジでは高周波出力の約2倍が消費電力となるため

 700Wくらいなら照明を消せば 小さな電力契約でも使えたものです。

 

確かに350Wでの出力では今よりも調理時間がかかったでしょうが

 「待てば使えた」時代でした。(現在ではそういうレンジは無いですね)

 

 

昭和の家電は当時の電力事情に合ったものが多く

 うちにあった昭和の掃除機は270W(現在では1500W)

  昭和のヘアドライヤーは270-300W(現在では1200-1500W)

 

庶民は「時間」を犠牲にして

 能力の低い家電を使いましたが

高度経済成長期>バブル経済後に家電はどんどん大出力になって

 「エコ」より「消費者は結果待てない思想」に変わってきましたね。

 

 

私は時間がかかっても

 低能力の家電が好きです。

 

500W 700W以上の以上の家電は 100Vという貧弱な電力環境では

 コンセントプラグやコードが発熱して普段のロスが多いですね。

 

ああ・・・時間がかかっても 湯沸かしポット100Wとか

 200Wクラスの電子レンジなどがほしいですね。

 

 

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ピーク負荷家電

 

正しい名称ではないです。

風力発電や太陽光発電の取材時に私が勝手につけた名前です。

 

自分的にはこの様な家電をこう読んでいます。

 

「掃除機」

「電気ポットおの湯沸かしモード時」

「直熱型(貯湯型ではない)ウォシュレット=洗浄機能付き便座」

「ヘアドライヤー」・・・など 瞬間的にいっぱい電力を使うけど

  常時使わないのに契約電力を上げる理由になるものです。

 

TVや冷蔵庫などは定常負荷家電です。

 

電気式衣類乾燥機や電子レンジなども

1日中使うものではないですね。

 

太陽光発電時に24V-28VDCをACインバーター(交流100Vに昇圧する際)

障害になった家電のグループと考えています。

 

電気エネルギーは「ガソリン」同様に「税」の発生するものですから

自宅敷地内の固定された太陽光パネルで発電したエネルギーを

国に無許可で使用することは脱税行為であり エネルギーの密造に当たります。

(警告を無視すると逮捕になります)

 

移動体は別ですので ソーラー電卓を手のひらで使用することは合法でも

ソーラー電卓を壁やテーブルに貼ると「固定発電設備」に該当するので

違法になるはずです。

 

エネルギー法や電気事業法は難しいですね・・・。

30-40年間 おバカな研究をやっちゃいました。

 まったくもって時間の無駄だったなー。

 

エコロジーはゼンゼンエコじゃない。

行き過ぎた脱炭素は地球温暖化の原因になる。

自分が身を持って知った事実でした。