家の中の照明系をかなり直しています。
私亡き後に家族が暗い中で暮らすのが良くないから・・・
まあ、家の中の設備の点検補修は
私の「遺書」代わりなのですが。
1994年に建ててもう30年の自宅。
当時は太陽光発電の実験場になったり
(太陽光関係は利権ドロドロでやめましたが・・・)
エアコン・冷蔵庫・洗濯機など
大型家電設計の実験や開発の拠点になったり
家の中の配線は実験のたびにクチャクチャで
やり直す場所はいっぱい・・・
(今でもそのままの場所も・・・
家電開発事業は不燃ゴミの山になりますね)
しかし店の在庫処分 55000種類の
格安販売データ作りもいっぱい。
昨日だけで300枚の画像編集・・・疲れたー
末期がん患者って 自分亡きあとに家族のため
メチャクチャ忙しいのです。 時間がないっ!
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家を建てた頃 この世にLED電球は存在せず
当時は私が日亜化学と
「白色LEDは照明に使えるか?」の実験段階。
20000時間の実験期間を得て
ようやく実用品を完成させたのが96年。
(当時は0.5Wタイプのみ)
でも建てた自分の家の照明はまだインバーター照明と
E26ソケット電球でした。
浴室照明は一つで暗く
LEDの4W/ 5Wでは明るくないです。
そこでGX-53ソケットのフラットLEDに
器具ごと交換し
天井灯単体では暗いので
側面に一灯追加して
二方向にしました。
(まだ防水ケーブルカバーが
ついていないので配線はプランプラン)
天井灯側が昼白色(白-5000K)
奥の壁側が新設の
(電球色-2700K)
LED照明には発光波長=色があって 外箱に色温度「K」で表現されます。
■ 2700-3000K 電球色 オレンジ色に近い
(Lとも表示される場合あり)
■ 3500-4000K 温白色 やや黄色っぽい白
(Wと表示される場合あり)
■ 4500-5000K 昼白色 白
(Hと表示される場合あり)
■ 5500-6000K 青白い白
(Bと表示される場合あり)
などあります。
発光チップのペレットは全部一緒ですが チップの
チップ封入のフィルタ原料が異なります。
長波長(赤っぽい)ほど目には優しいですが 同じ輝度としては目には暗く見えます。
短波長(青っぽい)ほど明るく見えますが 目には優しくないですね。
2700+5000を混合させると良い結果になりますがコストと手間、
光の同軸配置性などが問題になります。(照明が離れると影の色相が変わってしまう)
最近ではブルートゥースなどで2200-6000まで色を混成発光させられる
(色相調整)可能なLED照明もありますが
私のようにスマホが扱えない人には不向きですね。
電球に郵政省マークついていますね・・・
こんなちっちゃいLEDランプに無線送受信機能と
2200/6000KのLEDチップが配列されていて
内部のマイコンで発光色が微調整できちゃうみたいです。
(残念ながらウチでは実験できません・・・
スマホ持っている人・・・近所にいないかな?)
でも あまり年寄り向けじゃないですね。
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浴室のシーリング灯は防湿 防水じゃないとだめなので
増設や位置変更はシーリング加工の施された専用の器具となりますし
分岐や配線も防水機能が必要です。
(シールが不適切では漏電・感電しますからねー )
慣れない方は専門店 設備工事店に依頼したほうが安全です。
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トイレの換気扇の自動化(二箇所)
キッチン換気扇センサー照明などなど
死ぬまでまだ宿題がいっぱい残っているなー。
介護ケアで最後に家を出るときに
「家族になにか残したい。
頑張って残してよかった・・・」みたいな
そんな気分で旅立ちたいですね