立ち耳・・・耳が立っている人のことです。
私と次女がそうですが
耳の軟骨成長過程での不具合や奇形ですね。
昔は「イヨちゃん耳」とか言われました。
耳が立っていたり 前側に倒れている人です。
私は極めて極端な立ち耳=前方角度120度で
重症レベルです。(見た目も最悪!)
このクソ邪魔な耳・・・日常生活では「困難」が多いです。
「耳が立っている」というより前に倒れています。
不便だったですが実家が極貧で
手術はしてもらえませんでした。
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私のロンゲの理由の一つ(耳を隠す目的)ですが
この逆側に倒れている極端な奇形は
私の人生におきましてイジメられる原因になりましたし
生活上では非常にQOLの下がる理由でもありました。
立ち耳は まず・・・
カッコウ悪い(顔が幼稚で大きく見える)
ヘッドホン出来ない。(5分くらいですぐ痛くなる)
後ろからの音・声が聞こえない(耳たぶがさえぎる)
寝ていて痛い。(横に向けない)
マスクができない。(すぐ外れる)
メガネ出来ない。(フレームが落ちるので後部にバンド必須)
強風の時は耳に音が入る。(風切り音が大きい 良く聞こえない)
平成以降に生まれた方は改善手術が保険適用になったので
多くの方が幼少期に手術を行って回復させますが
昭和レトロ時代の日本では放置が一般的だったみたいです。
ああ・・・恥ずかしい人生でした。(多分10歳ごろ)
(昭和の男児の髪型定番=「坊ちゃん刈り」ですね。
金正恩スタイル・・・当時は最新の髪型でした)
でも金正恩さん・・・
カッコいいです!
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耳の角度は通常、顔の側面(頭蓋骨横)を0度とすると
正常な方では 0 または10-15度
大きくても20度以内に納まりますが
30度を越えると「立ち耳=成長過程での軟骨の異常」
と診断されて日常生活に障害が出るので手術の対象になります。
お笑い芸人の方などは顔が大きく見えて目立つので
立ち耳で60度とか90度とかの方も多いですね。
(女性では可愛いチャームポイントになりますが)
短髪な男性の場合・・・「下駄で踏みつぶしたシウマイ」とか
サル耳と言われてカッコウ悪いだけです。
幼少期に超ウルトラ刈り上げだったので
私はサル耳と呼ばれていました。
(刈り上げスタイルでは隠しようがない・・・)
邪魔でカッコウ悪い耳は髪を伸ばせば目立ちませんが
男の場合はいつかハゲるので
完全に禿げて裸電球状態になったら
私のように極端な立ち耳はデッサン人形みたいな
外を歩けないくらい恥ずかしいことになるでしょう。
幸いウィッグも今のところ不要ですが
生涯ロンゲのままでの暮らしになったですね。
私、男ですが 首筋と逆耳は隠したいので
長くしています。
耳は「聴覚」のためにあるもので
見るべき 見せるべきものじゃありません
逆についている耳。 アハハ・・・
サンダーバード2号の主翼みたいですね。
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歯の勘合や歯並び 瞼の異常、
耳の変形や奇形など
子供のころに異常があった場合
早目の手術や矯正は必要ですね。
私の実家は極貧でしたし またバカ親が
歯科治療の意味も理解できない戦前世代だったので
私は我慢の繰り返しでしたが
早目の手術・対策は一生の人生の質や
やる気、ビジネスの成功のカギとなります。
私のように一生隠れてコソコソでネガティブな生き方は
ヒジョーに悲しいですね。
耳は目立つパーツですから
早めに診断をうけましょう。
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観るも悲しい「立ち耳」にも
メリットが一つだけあります。
それは・・・
音像定位と
正面からの音の感度がメチャクチャいいです。
音像定位とは 音の立体感や
位置関係(音波の到達位相差ずれが判りやすく)
距離感や方向認識が優れています。
自分で耳を押さえて水平(0-10度)にすると
音が小さくて距離がつかめません。
狭くて暗い場所で作業する場合
「あ!」とか声を出すと
工具や壁などの位置関係が判ります。
まあ・・・
滅多に出番のない特技ですが