サンダーバード(SF特撮人形劇)
JRの列車にサンダーバードと言う特急名称がありますが
元TVファンにとって違和感あります。
以前のIDでこの特集を組もうかと考えていて
退会になったのでそのままになりましたが
今回ほんのちょっと・・・だけ書くことにしました。
(私の人生の残り時間が少なくて)
(私にサンダーバードの記事を書かせたら
別にアカウントIDが一つ必要になるかと思いますが
残念ながら今回はこの一回で終わらせることに致します)
私も子供のころから大ファンでしたし
世界的に「我こそはサンダーバード博士」と言うべき
ファン層はたくさん存在するのかと思います。
「サンダーバード」というよりも
「アンダーソン作品の最高峰」と言うべきかと思います。
「サンダーバード」の名称はアンダーソン家の親戚が
太平洋戦争中に戦死した「サンダーバード高原」から
名を取ったという説がありますが
詳細は公式ではありません。
ジェリーアンダーソン(夫)
シルビアアンダーソン(妻)夫妻が考えた
人形劇のアクションSF映画です。
商標上の描写名称では「スーパーマリオネーション」という
アニメーションとの合成語で
(マリオの意味はマリオネット=操り人形)
から来ているのでしょう。
アニメと実写の中間を考えたのでしょうか。
当時、画期的かつ独創的なアイデアと
小道具、撮影技法を使っていて
世界中にファンが出来ました。
私もDVD コンプリートBOXを持っていますが
一度見ただけで・・・もう十分でした。
(もう売っちゃおうかな)
ITC(配信会社)が供給元になりましたが
日本では「東北新社」が国内配給を行っています。
洋上で暮らす大富豪が国際救助隊と言うチームを設立し
最新技術で世界中の紛争以外の事故に駆けつけるという
画期的な「正義集団」を家族で行う・・・と言う設定ですね。
詳しくはWikiをご覧になった方が早いでしょう。
子供向けなのでストーリーや登場人物、その私生活の設定上に
かなりの無理がありますが・・・
当時「多くの子供たち(特に男児)の心」をつかみ
世界的大ヒットなりました。
細かいことはここには書きませんが
多くのエンジニアや工業技術者に憧れて
世界の工業の発展につなげた作品だと個人的に思います。
アンダーソン夫妻は主に下記の作品を作りましたが
(これ以外にもあると思いますが
私が知っているのはこれだけです)
● サンダーバード
● ジョー90
● キャプテン・スカーレット
● 謎の円盤UFO(実写)
● スペース1999(実写)
基本は連続もののテレビドラマ形式ですが
派生型の映画や番外編も多数あるみたいです。
ただ・・・最初に言いたいことは
最終テーマでのスペース1999で
アンダーソン夫妻は離婚してしまい作風が激減。
スペース1999の第1シーズン撮影終了後に離婚を公式発表。
第2シーズンで撮影者関係でお家騒動が勃発し
レギュラー多数が降坂する事態になって作品がまるで別物に。
ファンも配信視聴率も激減した結果
スペース1999第2シーズンは途中でITCから配信停止を行われて
打ち切り番組なったらしいですね。
(詳細は「スペース1999」にて少し書きます)
つまり夫のジェリーさんの暴走や独特の意見を
妻のシルビアさんが抑えて事業は成功していたのでしょうか。
私は50歳過ぎてたまたま新サンダーバードのDVDを購入し
今風にリメイクされたCG版のものは見ましたが
まあ・・・こんなもんかな。と思うくらい。
最初のサンダーバードは1960年代、
小道具、音楽、その技法やアイデア・・・
多くの「この世界が大好き」な周囲のスタッフが支えた
素晴らしさ、この斬新さをCGで表現すること自体が
もう無理になってきているのでしょう。
*****
どうでもいい話ですが
日本で配給を管理している東北新社は
主題歌を日本向けに勝手にアレンジしてしまい
私が好きな サンダーバードと
スペース1999は 演歌調の歌になってしまい
ヒジョーに残念極まります。
こちらはオリジナル版です。
ブログに書きたいことは何百ページにも及びそうですが
今日はここまでで 次回「謎の円盤UFO」に焦点を合わせます。