先日、義母から
「おこずかいってあるの?」
そんなこと聞かれました。
昨年亡くなった義父のお小遣いは
10万円を越えていたそうで?
漫画 雑誌など書籍だけでも
月に4-7万円が消費されていたそうで・・・
私、幼少時期からお小遣いというものは
無かったです(現在も)
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自分的にお小遣いとは
小さな子供が「駄菓子屋」に行って
飴玉を買うため? 大人になってから
駄菓子屋も行かないのになぜ小遣いが必要なのか
今の私にも理解が出来ません。
ケータイ・スマホなし。
この30年コンビニで何か買ったことなし。
雑誌 漫画も買ったことなし・・・
30年前からタバコも吸わないですし 外飲みもない。
最近 中古浴衣も8年間買っていない。
はて・・・お小遣いは
どこで 何に使うんだろう。
もし「これぞお小遣い用途」と言うなら
病院の治療費くらいかなー(これが結構高いような)
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子供のころ実家は極貧で
お小遣いは無かったです。
(たまに婆ちゃんが50えんとかくれたかも)
当時は自作小説を書く紙やインク
文具関係がメインでした。
子供の唯一の収入はお年玉・・・
でも実験の研究用の電子部品購入や工具
学用品や怪我の治療費でなくなるのが普通でした。
高校時代は拾ってきた廃家電を修理して
売っていたり・・・お金って学費しか許されませんでしたし
宗教上の理由で雑誌購入・映画は禁止。
今から考えてみたら 私って
お金のかからない人生だったんですね。
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サラリーマン時代、結婚後に同僚から
「お小遣いなし」な私に対して
「むなしくないの?」
そんな言われ方をされましたが
別に・・・と答えるのが常でした。
でも皆で飲みに誘われたとき
お金が無いから行かないと・・・そう言うと
「付き合いが悪い・・・」そんなことを言われました。
1990年代に義父からも同じことを聞かれて
月に・・・10000円くらい・・・
そう答えたら 「少なすぎる! 娘に言っておく!」とか言い始め
「十分あるから大丈夫・・・」そう答えたものです。
(多分、当時昼食の立ち食いソバ代など)
お小遣いの定義ってなんでしょう。
極貧で育った私にはいまだに理解できません。
同僚に昔聴いたところ
「新聞」「喫茶店でコーヒー」「雑誌/本代」「飲み代」「タバコ代」
そんな言葉を聞きました。
え?
新聞雑誌 漫画は私は読まないし(識字障害で私は文字が読めない)
コーヒーなんか会社や家のお茶があるし
家で飲めば酒代=食費の一部で処理できるし
別にケチっているわけではありませんが
あえて金を払う必要が無い場所で買い物するのも・・・どうもねえ。
もし唯一、費用がかかっているものがあったとしたら
妻と私が当時ヘビスモだったので1980年代まで
たばこ代が二人で月に20000円くらいだったでしょうか。
(生活費として同じたばこの銘柄を買い置きして吸っていたくらい)
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靴下 パンツ トイレットペーパー代などはお小遣いとは言いませんし
仕事の工具や購入部品 これも違いますよね。
いったい、サラリーマンって
「お小遣い」を何に使うんだろう・・・
今でも謎なのです。(みんなタバコ代?)
昔はポケットに小銭を押し込んで
歩くたびにチャリチャリ音が出ていましたが
もう小銭も見る機会もなく
今のポケットの中は
デジカメと パンの切れ端(散歩中に寄ってくる小鳥用)
そう言えば姉が夫と離婚する前に
「男はコンビニで散財するのよねー」
そんなことを言っていました。
あの値段の高いコンビニ・・・
私は行く気になれませんが コンビニの存在が
日本のオジサンの小遣いを無駄に消費している話は
ネットニュースに良く出ていますね。
そうか・・・日本中からコンビニが消滅すれば
多くのオジサンたちは豊かになれるのかな。
そう思ったりします。
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「お小遣いがない」とここには記載しましたが
ネット回線使用料や 家で買う箱酒、医療費など
見る角度を変えると 私のお小遣いは逆に
「無制限」に近いのかもしれませんね・・・
お小遣いの定義とは何なんでしょう?
いつも不思議に思えます。