私の世代(戦後生まれ)には
バイキング料理の意味は分かりましたが
昭和の時代に恥ずかしいバイキングの黒歴史を知っていて
私はバイキング料理が好きではありません。
(貧乏性でつい、ご飯ばっかり食べちゃったり)
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バイキング形式には何種類かあるそうで
最近はブッフェとか ビッフェと言うそうですが
調べてみたら
バイキング
(= 後から料理を追加してもOKの場合アリ)
ブッフェ/ビッフェ
(= 最初にチョイスする分だけ 追加は原則なし)
サービス内容が異なるみたいですね。
最近のネットニュースで
中国人観光客がバイキングを持ってきたタッパーに持ち帰るとか
いっぱい残すとかの恥ずべき行為・・・の情報が出ますが
1970年代 日本の高度経済成長期の
日本人観光客がやらかしたマナー違反の方が
遥かにひどかったですね。
(連日事件がテレビニュースで報道され
海外でやっていけないマナー違反に注意しましょう)
そんな番組が良く出ていました。
日本人観光客がやらかすマナー違反は様々で
ザ・ノーキョーというパロディ映画が出たほどです。
(現在は動画は削除されていますね)
いろいろな職業団体が海外ツアーを企画して
当時「外国」を知らない ジジババが海外の観光地を荒らす
そんなテーマです。
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別に農協が悪かったのではなく
金持ちニッポンになり始めたバブル前に
札束を腹巻にグイグイ押し込んで・・・
① 高級ホテルのバイキングに食べきれないほど持ち帰り
残す 持ち帰る 手づかみで荒らしまわる。
② 若い女性を見るとオジサンが近寄って
ハロー! ハウマッチと声をかける。
③ ホテルの備品 食器 家電 バスロープ スリッパなど
持ち去る。
④ ホテルのバスタブの使い方がわからず
室内を洪水にしてしまう。(日本の風呂と勘違い)
⑤ 便器にトイレットペーパーを大量に流して
トイレを詰まらせる
(これは現在でも多いみたいですね)
⑥ ホテルのレストランにスリッパ履 パジャマで
食事をしようとする。(日本の旅館と勘違いしている)
あまりにも当時の日本人の観光マナーが悪く
海外の観光地のホテルでは
「日本人観光客お断り」の看板が並ぶほどでした。
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マナー違反の原因に
海外への観光が多くは買○目的で
旅行代理店が「マニュアル・現地での女性に声のかけ方」
などなどパンフを配って・・・チケットの販売促進を行い
トラブルを加速していた背景があります。
海外派遣の多いエンジニアの中でも
「日本の悪い習慣・意識に
旅の恥は かき捨て! 」
(新・弥次喜多道中記の名文句)
この言葉が日本人に
恥が良い事と勘違いさせている そう警告していました。
旅で細かく気を使わなくてよい・・・の意を
旅で恥をかいても構わない=の誤訳が原因と言う説があります。
行き先のマナーを知らない国民は
海外に行くためには 少しだけ
お勉強も必要・・・ということですね。
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近々では義父がサラダバーでやらかして
店の人から指導が入り・・・
(これは恥ずかしかった 警告はしたのですが
聞き入れてもらえない・・・戦前生まれは頑固)
1968年 私が小学生の時
両親と父方の祖母とで東北旅行に行った際
朝食のバイキング料理を山ほどテーブルに持ち帰り
ほぼすべてを残してしまい・・・これも恥ずかしかった。
特に豆腐の好きだった父は
30cm以上も大皿に積み上げ
「美味しくないなー」 とかで全部残し・・・
祖母はご飯をいっぱい取ってきて
テーブルの上でせっせと を作り・・・
昭和レトロ時代にはまだ
取り放題・・・の意味を理解していなかった日本人が
いっぱい居たのですね。
マナー違反は無知が引き起こすもの。
時代とともにマナーも変わるのです。
だから私は
レストランにには入らないことにしています。
きっと私も若い人から見たら
「あの爺さん 恥ずかしいよね 」
きっとスマホで撮影されてしまうのでしょうから・・・
***** マナーと言えば (旧IDのリブログ)*****
2000年以降 私はレストランや年末の忘年会には
出ませんでした。
着物を着るようになって
都内のレストランでコース料理などある場所では
大概は「ノータイ禁止」
Tシャツ・サンダルの方用に
「ネクタイ・スーツレンタル有」にもなったです。
私は着物に羽織に草履。
正装しても「すべてマナー違反」
招待してくれた会社の人がレストランの人に説明しても
「他のお客様の迷惑になりますので・・・」でNG
羽織にスーツを借りたって・・・
襦袢にネクタイ締めたって・・・
足袋に革靴を履いたって・・・
楽しくないですよね。(当日は食べずに帰りました)
だからそれ以降は
もう仕事仲間と集まることは止めました。
お酒は家の飲みが一番ですね
自分の家でも頑張れば
バイキングくらい出来るでしょう。
カンズメ バイキングとか・・・