昭和レトロ時代 今からは考えられないような
下品で危険なタクシー 結構いっぱいありました。
高度経済成長時 法やインフラは現在のように
多くの問題をクリアしてはいなかったので
特に交通機関で 鉄道職員が乗客に暴力を振るったり
タクシー運転手 警察官まで「庶民 乗客に暴力 暴言」などは
1980年くらいまで普通に横行していました。
私も1980年代後期くらいまで 電車の車掌やタクシー運転手から
胸を掴まれたり・・・（別に悪いことはしていませんでしたが）
そんな経験 いっぱいありましたね。
昭和の時代 戦前から「円タク」と言って
当時の生活単位「銭＝セン」の時代に「円」という100倍の
お金が必要になる商売の代名詞に
タクシー料金がものすごく高く 庶民が普通に乗れない
（高級品）のイメージとして 「円タクシー」
と呼ばれていた時代があったみたいです。
一般的に
円タク / エンタクと呼んでいました。
現在の後期高齢者さんも
エンタクの言葉は知っているかと思います。
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ボッタクリタクシーというのもあって
乗ってしまったら「通常料金」以上の桁違いな暴力タクシー
頻繁に新聞記事になっていて
父や母も 昭和の時代に多く経験していたみたいです。
えー残念ながら・・・一部は今でも
今日はそんな話です。
現在でもタクシー苦情機関があるのも
そのころからの「流れ」「名残」なのでしょう。
最近では乗客からのカスハラの方が
多いのかと考えたりますが 現在でもなくならないのが
ボッタクリタクシーなのでしょう。
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以前、私が仕事で東京からの帰りが遅くなり
那須塩原（新幹線に乗車）の最終に下車し
駅前に並んでいるタクシー乗り場に私は向かい
「隣の駅まで」と場所を指定。
無言で動き出すタクシー
設計中の装置の試作品など小型の手荷物を持っての乗車でした。
夜11時過ぎだったので割増料金
いつもならそれでも30分程度の乗車で4000-5000円程度なはず。
タクシーはなぜか いつものルートを外れて
那須温泉経由に？ 線路沿いではなく 山へ 山へ・・・
「道が違う！」
私が言っても運転手は無言。（怖い
もうメーターは8000円を越えていて
どんどん遠くに行くタクシー 
「そんなに現金持っていないですし 道が違う」
そういうと突然急停車。
後部座席のドアが開き
運転手は無言。（嫌なら降りろ とでも？）
私は何度も「ルートが違う」を言うと
無賃乗車する気か？警察に突き出すぞ。
カネがないならここから歩け。
タクシー運転手からの怖い言葉でした。
私が無言で黙っているとタクシーは方向を変え
希望の場所へ。（結局 手持ちの現金がギリギリの位置で降車）
14000円くらい払いました。通常の3倍くらいですね。
じゃあ ナンバー控えれば？
後部座席にタクシー運転手の会社と運転手の氏名は？
提示カードは確かに運転手の後ろ側に貼ってありましたが
怖くて結局泣き寝入りでした。
どこをどう通ったか
証拠も何も残っていませんし。
（車両にデジタコは付いていても 位置情報とか残りませんし
あくまで記録は業務管理上のもの）
わずか10000円くらいの金で
裁判するのもバカらしいし・・・
同じことは福島空港でのタクシーでもありましたし
観光地のタクシーではごく普通に良くあることで
観光地では乗客は観光客のみであり 地の利がわかっていないから
好きなだけ料金が足せますよね。
（もっとも 地元の人間なら
絶対に高額なタクシーとか絶対に乗りませんから・・・）
乗客が地元の方言を使っていなかったり
大きな荷物を持っていたりした場合
足元を見られる場合があるのです。
地方のタクシーは乗車する前に
予算 いつもはこのくらい（金額）で行けるとか
運転手に事前に聞くことが重要なのですね。
特に夜中のタクシー乗車は危ないこともあるのです。
怖かったなー
たしか月の明るい夜で
降ろされそうになった場所は
身長より高い 周囲の見えない
トウモロコシ畑の農道でした。
ケータイも圏外 こんなところに
置き去りにされたら 遭難しますよね 
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ちょっと暗い話になったので
次回は楽しい「特急タクシー
の話」
私が住んでいた船橋の大型団地に来ていた
朝 晩の特急タクシー
なかなかスリル満点で良かったです。
あ・・・別の言い方ですと
神風タクシーとかいう名です。
「神風タクシー」という言葉を知っている人
多分 私か 私以上の年齢でしょうか！
