前記事では海外旅行保険の重要性（特に妊婦さん、子持ちは必須）についてお伝えしましたが、少し踏み込んだ話をします。
クレジットカード自動付帯と利用付帯の違いとは？
例えばそのカードを所持しているだけで、万が一のときに受けられる保険があります。いわゆる「自動付帯」といったものです。また、今回ハワイに持って行ったクレジットカードに楽天カードがあります。空港までの交通費や、ホテル宿泊費、オプショナルツアー費といった支払いに、クレジットカードを利用した時にだけ保険が有効になる「利用付帯」があります。
今回の楽天カードもそうですが、最近の保険付帯クレジットカードは利用付帯のタイプが多くなっているのでご注意ください。
もちろんカード付帯保険は、補償内容と利用方法を把握しておくことがかなり大切です。わざわざ加入手続きしなくても付帯保険としているので便利な反面、補償内容に無頓着になりがちです。補償内容は旅行前に確認して把握しておくようにしましょう。
クレジットカード申し込みをした際に必ず届く重要書類には、海外旅行保険の補償内容の説明が書かれておりますので内容を確認したあとは、コピーをとるなどして旅行中に保管しておくなどして、持って行けるようにすればすぐに確認できるのもいいかもしれません。
事故、トラブルがいつ、どこで起こるか分からない中で、海外ネットに常時接続にアクセスできるとは限りません。対処方法を調べようとして対応が遅れ、二次被害が拡大するようなことにはならないようにしたいものですね。
クレジットカード申し込みをした際に必ず届く重要書類には、海外旅行保険の補償内容の説明が書かれておりますので内容を確認したあとは、コピーをとるなどして旅行中に保管しておくなどして、持って行けるようにすればすぐに確認できるのもいいかもしれません。
事故、トラブルがいつ、どこで起こるか分からない中で、海外ネットに常時接続にアクセスできるとは限りません。対処方法を調べようとして対応が遅れ、二次被害が拡大するようなことにはならないようにしたいものですね。
補償できる上限金額は合算可能（死亡保障以外）
今回のハワイ旅行では、楽天カード以外のカードも数枚所持していました。異なる複数の保険会社が引受元になっている海外旅行保険が付帯している場合は、死亡保障以外の補償金額を合算できます。
仮にAカードの治療費用が「100万円」つくとします。Bカードには「100万円」ついているとしたら、万一のときには最高「200万円」の補償が受けられることになります。
また、補償が低いよな～と感じた場合は、保険会社に海外旅行保険をバラ掛けして補う方法も一つです。そしてさらに、バラ掛けの保険の補償もこれに合算することができます。ちなみにバラ掛け保険とは、必要な保障だけを選んで組み合わせて加入できる仕組みで、ネットで申し込みできます。
個人手配旅行の方には特に、セット保険よりも断然こちらがお勧めです。まずはすでに所持しているクレジットカードはいったいどのぐらい補償がついているかを確認する必要があります。それを確認してから、補償金額が心もとないよな～と感じんであれば、追加の保険の加入を考えた方が、効率が良いですし加入費用も安く済むことになります。
どのような保険があるのか
◎妊娠初期～22週まで（妊娠初期）◎
「AIG損保」の海外旅行保険がおすすめです。
妊娠を起因とする診療や治療であっても、通常の疾病治療と同じ扱いで保険金が支払われます。店舗も日本にあり、24時間日本語対応してくれるので安心です。もちろん申込みも日本語でOK。
「JTBグループのジェイアイ傷害火災」の海外保険も、妊娠初期の異常による治療をカバーしてくれます。
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◎妊娠23～26週（妊娠中期）◎
妊娠22週を超えると、日本で加入できる保険会社は私が知る限りありません。（あれば教えてください）
そのため、海外の保険会社の保険に加入する必要があります。
米国の「アトラス・トラベル海外旅行医療保険」は、26週目までの妊娠に関する治療をカバーしてくれます。
日本語のサイトはないので、英語で申し込みをする必要があります。
手続きが不安な方や、質問がある方は、日本語OKの代理店もあるようなので、こちら経由で申し込みをするのが良さそうです。
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◎妊娠27週～以降◎
26週以降でも加入OKの海外旅行保険は、イギリスの「Bupa Global」という保険があります。
ただし、多胎児や不妊治療による妊娠の場合は18週以降は適用外になるなど制約があります。日本語でのサポートや通訳サービスはないため、何かあった時はやりとりや交渉できるレベルの英語力が必要とされます。