私の両親は大正時代生まれ。
勿論、二人とも他界している。
二人とも自分の哲学をしっかり持っている人でした。
母のお金に関しての考え方が今の私をつくっている。
・お金は天下の回りもの。
・お金は生きたお金の使い方をするように。
決して豊かな生活ではなかったと思う。しかし、多くの人が実家には出入りしていた。
夕飯時などは必ず、お客様がいて(商人ではない)ご飯をふるまっていた。
托鉢の人が玄関先に来ると必ず、布施をしていた。
一緒に住んでいた祖父母も布施をしていた。
乞食が来てもおにぎりを持たせていた。
我が家には下男と下女(今はしてはいけない表現)が何人かいたが、皆身寄りのない人たちだったようだ。
母はいつもお金は天下のまわりものと言っていたが、回ってくるのかな?とも思った時があるくらい、施していた。
生きたお金を使うように指導されたのは例えば、お土産とか、お礼とか、贈り物とか。
お金は誰かのために使うように言われてきた。
今、コロナウイルスで閉塞感が漂ってしまっている。だからこそ、何にお金を使うのかが試される。
私が出来ることは例えば、近くの花屋で花を買っていたけれど、友人の花屋さんから花を送ってもらったり、
ご飯を食べに行く時は友人のお店に行くようにしたり・・・。
孫たちを連れて車で出かけることも今がチャンス!
確かにお金は使いますが、働けばいい事じゃないですか?
さてさて他に出来ることはないかな?