あべりょうの飲食店応援ブログ〜繁盛するお店の育て方

あべりょうの飲食店応援ブログ〜繁盛するお店の育て方

お店の運営や部下の育成などのお悩み解決を目的とした、飲食店運営のプロだからこそ書ける記事を沢山の方にお届けしたいと思います。個別ご相談などございましたらお気軽にコメント下さい。

店長時代には月商300万のお店を月商450万に、月商1200万のお店を月商1500万まで伸ばした実績あり。複数店舗管理のマネージャーの立場として店舗の販促支援や利益率向上、不振店の立て直しなどを行なっております。採用、教育、コミュニケーションを得意としており、人のモチベーションを高めて活躍させるマネジメントを行なっております。
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2月末ごろからでしょうか、

コロナウイルス感染が広がり自粛ムードになり始めたのは…



気づけばあっという間に4ヶ月が経ちました。



ステイホーム。

当然お店も大変でしたし、

家族や友人と外出できないのは本当にしんどい。



1番はコロナウイルスに感染してしまった方、

本当にしんどい思いをされているかと思います。



ただ、コロナウイルスの影響により自粛期間を経験して学んだ事も沢山ありましたので、

今回は

『コロナ禍を体験してあらためて気がついた大切なこと』

についてお話させていただきたいと思います。






ひとつめは

『お客様にご来店いただける事への感謝』です。



私ども飲食店はコロナウイルスの自粛ムードの影響を直接的に受け、

2月ごろから徐々にお客様が減り始めて

3月末〜5月頭にかけて急激にお客様が減ってしまいました。



これほどまでにお客様がご来店されない環境下で営業する経験は今まで無かったので、

毎日のように

「どうすればお客様に来ていただけるだろうか」

「どうすればお店を維持していけるだろうか」

と考えながら必死に営業する日々。



この体験から、

私を含めた全社員がお客様一人ひとりの大切さを実感する事ができました。

当たり前だと思っていた事が、当たり前じゃないと気づく体験。

これはコロナの自粛が無ければ気づけなかったかもしれません。

この期間で、全社員がまたひとつ強くなり、店舗もまたひとつ強くなる事ができました。





ふたつめが

『生活の中における飲食店の価値』です。



1番のピークを抜け、

緊急事態宣言の解除、移動自粛の解除に合わせて

5月中旬以降から少しずつお客様に戻って来ていただけました。



この時ご来店されるお客様から感じたのが、

お客様の雰囲気が自粛が始まる前とは少し違い、

ちょっと大げさかもしれませんが

『外食できるのが心から嬉しい』という気持ちが溢れ出ているように私は感じました。



この体験を通してハッと気づきました。

『外食は人にとって最も身近なレジャー』なんじゃないかと。



今まで私はレジャーというと、

どこかの娯楽施設に出かけたり、旅行をすることだと考えていました。

ですが、

休日に家族や友人と外食に行くだけで、その1日がなんだかとても充実したものに感じられる。

私は外食に行くとそんな気持ちになります。

この気持ちはレジャーの体験と似ていることに気づきました。




そして、

「最も身近であり、多くの方が気軽に体験できる」

という点。

これも大事。



娯楽施設に行ったり旅行に行くのは年に沢山あることではないと思いますが、

外食は「行きたい!」と思えば、比較的気軽に行けるポジションにあるかと思います。




日常に最も近いけども、その何気ない日常を充実させることができる。

外食は人の生活において本当に大切な役割を果たしているんだと。

私にとって今回の体験は

こんな大切な事に気づかせていただけた貴重な体験でした。

大事な大事な飲食店を守りたい。





読んでいただいてありがとうございます。

また明日からも元気良く営業しましょう!