今回シマニョーロを卒業し、オールカンパに仕上げるわけですが、以下の4つのパーツをカンパ製品に変えました。

 



この中で飛びぬけて頭を抱えてしまったのが、カンパニョーロのチェーン!

初めてのカンパチェーン装着とはいえ(ミッシングリンクも含めて)、まさかここまで手こずるとは・・・


他の3つの作業は全て割愛です!

シマノとなんら変わりませんわー。
確かにRDは内から5番目で合わせるとか若干違いますが、難易度は同じ。
詰まること一切なし。


でも、チェーンはつまずきました…



カンパのチェーンに関する情報が、まあービックリするくらいネットに落ちてないので、きっと今後この記事に漂着される方も多くいるはずです。

2014年以前の旧型カンパに関しては、今後需要はないだろうと思って今まで一切書いてきませんでしたし、今回もRDに関して書きませんが、チェーンは2015以降の新型カンパでも旧型と規格が変わっておらず、今後も需要は確実にあると思うネタですので、詳細に書いておこうと思います♪

上級者のブロガー記事には数件ヒットしますが、結構初心者がミスしやすそうな部分は書かないでいらっしゃったりするので、逆に今回のミス連発の情報は貴重かもしれません(笑)




まず、前からついてたDURA9000のチェーンを外し、それより3コマほど長めにカンパチェーンをカットし、長さを大体合わせます。
※切り過ぎは元に戻れませんので、まずは長めが基本!


そして普通にチェーンをかけていきます。
前はインナー、リヤはトップでかけます。


そしてまだチェーンピンなど入れず(入れてもいいけどすぐ抜けるようにしておき)、長さを確認します。


カンパは基本、この部分で確認します。

 


『RDの上プーリーにかかってるチェーンの下端と、その下にくるチェーンの上端が8~15mmで合わせましょう』と本やネットに書いてあったので、計ってみます。

写真の位置で2.5センチということです。

で、チェーンをもう少し長くしようが短くしようが、どうやったって8~15mmに合いませんがな


そんでまた、ネットと手持ちの本を漁ります。

そして、ようやく知ります。
この8~15mmという数字、どうやらフロントがコンパクトクランクでの話しっぽい! 

 

要は、フロントのインナーが34tでの話し。


僕のは50-36tという、中途半端なミドルコンパクトで組んでるので、合わないのはしょうがなし。

で!肝心のフロントインナー36tだと、ここの長さを何ミリに合わせたらいいか・・・

情報一切見つからずー♪



結局どうやったって分からないので、上記の写真のまま僕は2.5㎝のところでチェーンを装着することに決めます。はい、ヤマ勘です(笑)



そして、シマノと同じくチェーンピンを入れて、はい終了!・・・といきたいのですが・・・。

カンパのチェーンピンは最後に“かしめる作業”が必要で、専用工具が必要とのこと。

ご丁寧に、ピンが入ってる袋にまで書いてます。

 


僕が正確に和訳したところ、『定価2万5千円するUT-CN300というカンパ純正のチェーンカッターを使いなはれや!じゃないと知りまへんで!』・・・と書かれてます。

いや・・・もうほんと、カンパはバカだなーって思います(笑)


わが手にあるのは、シマノとカンパ両方使えると聞いて買った、2000円もしない
C級チェーンカッター

 



ダメ元でこれでピン入れましたけど、やっぱり最後のかしめ作業が安物工具では難しく(というかいまいちかしめ方が分からず)、ピンがポッキリいきました♪

ピンは1つ500円♪ 
いや、何度も言うよカンパさん。
その値付けはバカだなー(笑)




でも、これは想定どうり!

先にネットで調べていたので、このピンは本当に純正の工具じゃなければ普通に入らなくて折れると事前に見てましたので、全然余裕!
1万の工具でも、どうやら難しいようです。


ですので、11S専用のミッシングリンクを事前に用意してました♪

 

ちなみにこれが、人生初のミッシングリンクです。


装着図はこんな感じ

 


普通にピンを入れる場所ではなく、インとイン(細くて黒い部分)が両方来るようになりますね。


あと、ミッシングリンクにもちゃんと向きがありますので、チェーンラインの下にリンクがある時に、『11S』の文字が逆に読めるようにセットするのも忘れずに
(チェーンラインの上に行くと文字が反転し、普通に11Sと読める)


ミッシングリンク装着。

 


指で簡単にはまるわけですが、ここからロックをかける必要があります。
ロックをかけるのは指では無理。


『チェーンの両端を両手でグイと左右にひっぱれば、カシッと簡単にはまります』・・・と書いてる文献多数あり。

僕も全力で左右に『どりゃー!!』とひっぱる。

全くビクともしない・・・。

カシッと簡単にはまる?

どこの怪力プロレスラーの発言? ちょっとここ来て座れ (笑) 




次に見た文献。

『ブレーキをかけながらクランクを思い切り踏むと、ロックかかる』

やってみる。
全然ダメ。ビクともしない。



次に見た文献が、『専用工具でロックしました』

手持ちのいけそうな工具でとりあえず試す・・・

 


 

ダメ。



仕方なく専用工具を買う・・・

 


え・・・
これ、外すの専門のやつじゃん・・・




もっかい文献を漁ります・・・


すると、ミッシングリンクの位置が超重要という文献発見。

要は、ブレーキをかけながらクランクを踏む・・・というのは合っているのですが、リンクの位置が問題。

この位置↓

 


ミッシングリンクが下端にあってはダメで


 


上端に来てる時に、ブレーキをかけながらクランクをガツンと踏む

楽勝ではまる ヌルリと来た


よくよく考えたら確かにこの位置じゃないとトルクがかからないことは分かるんですが、やってる最中には気づかない。

それが、ザ・素人! (笑)



えー・・・、ここまででトータル〇時間かかりました♪
恥ずかしくて書けんし!(笑)



何度も『ここだけDURAチェーンでいくか・・・。どうせ誰にも気づかれないし・・・』とよぎりましたが、なんとかカンパチェーン装着完了です。


でも、長さは半ばヤマ勘でつけてますんで、アウター×ローギアに入れたら・・・

 


うーん・・・・。

めっちゃ引っ張られとる気がしないでもない・・・。
ギアチェンジは問題ナッシングですが、ちょっとRDに無理させてるのかなー??
まあでも、スプロケ29tだからこんなもんか??

まだ1回しか経験していないので未確認ですが、もしかしたらあそこの幅、2.5㎝はあかん・・・かも? 

フロント36t使ってる方、参考までに・・・というか、36tの基準値誰か教えてプリーズ(笑)




ということで今回の記事、カンパニョーロのチェーン装着でお困りの方の参考になれば幸いです。



ちなみに、シマノのDURA9000チェーンと比べて、カンパレコードのチェーンはかなり光り輝いてました。

中古と新品を比べてるからではなく、元々の素材が結構違うっぽい・・・。
詳しくは知らんけど(笑)

 


 



 

 


このビュー、いいね!

3年半憧れて、やっとたどり着きましたオールカンパ。

でも、憧れてた当初は最新式でしたが、もうこれ旧型なんすけどね


た、頼みます!
カンパは旧型の方がいいね 5アームがやっぱりいいね!って僕に実際会ったらいつか言ってやってください!(笑)



次回以降の自転車ねたも、もう少しカンパねたやります♪


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