誰に向けて書くわけではないので、完全に日記と思って下さい♪
6月末出産予定の双子妊娠中の嫁さんが、切迫早産(早産しかけ)になりまして、個人経営の産婦人科に入院してからちょうど1週間経ちましたが・・・。
実は、お薬を使ってもあまりそれが効かず、子宮口が開きかけてきたらしく、今すぐ双子が産まれてもいいように、超未熟児を受け入れることができる、通称NICUがある大きい国立病院に転院することが決まりました。
(ちなみに、今すぐ産まれると800g台です・・・)
新しい病院での病室は、未熟児たちが元気で生きて頑張ってるNICUのほぼ隣!
超厳戒態勢が敷かれている特別室に入らされ、結構ヤバい状況だと実感
その特別室は、身内のみの入室可。
しかし身内であっても子供の入室は禁止らしいので、今まで母親に会わせるために、ちょいちょい2歳の娘を前の病院には連れて行ってましたが、しばらくは母親に会わせることもできなくなりました。
まあ案外ちゃんとパパっこだったようで、ママと離れても全然元気そうにしてるし、そこらへんは全く問題ないですが、、、、色々と諸問題が発生
その1
『聞いてないよー!』・・・のハイリスクの説明が新しい病院でされる
まず一旦、5ヶ月前の過去にさかのぼります・・・。
いちばーーん最初に双子と聞いた時の私の第一声は、『1人目の時も切迫早産で、結果1900g台で産まれてしまったから、お腹も子宮もそんなにキャパはないんじゃないの?双子は無理って、医者は反対するんじゃないの?』でした。
実は双子妊娠って、一番最初に双子と分かった段階で、1人だけ中絶することができます。
知ってましたか?
お言葉は悪いですが、1人子供を殺す とも捉えられますね。
そう、こんな選択、望んだ妊娠であれば、普通だと絶対考えられませんよね?
しかし先にも書いたように、うちは事情が違います。
1人の時でさえ、お腹に赤ちゃんを留めておくのがそこそこ大変だった過去があるわけです。
お腹も子宮もキャパ不足なら、リスク回避で1人に絞ることも考えなくてはいけませんし、
双子妊娠を無理に続けたとしても、結局双子が死産になっては元の木阿弥なわけです。
色んな可能性を考えると、1人に絞るという選択肢は自然と僕の脳裏に浮かびました。
まあ、母親の方はそんな考え1ミリもなかったんですがね(笑)
ええ、ええ
殺人犯級の『この人でなしオヤジ!』とブログ読者に叩かれても文句言えませんわ(笑)
でも双子妊娠って、母体の死亡率も、1人妊娠の時より4倍高いんですよ?
双子は無事産まれても、母親だけ死亡するって例もあるらしいです。
お産の時の出血量も2倍あるっていうし・・・。
こんな事までひっくるめて考えると、おっかなくっておっかなくって・・・。
心配性の僕はリスク回避のため、当時は1人中絶も考えにありました。
そんな双子へのハイリスクな説明が、5か月前に今回転院する前の個人産婦人科で、一番最初にあるかと思いきや、『大丈夫、大丈夫。双子だからってあまり心配せんと、頑張っていこー♪』という、
まるで大学生の新入生歓迎コンパで『大丈夫、大丈夫。お酒は20歳になってからって言うけど、18歳から皆飲んでるから♪』というノリとほぼ同じ感じで、能天気な説明しかされず、ハイリスクの『ハ』の字も説明はありませんでした。
『そんなバカな・・・ 』と内心思っていたものの、医者がそう言うからにはそうなんだろうと思い、1人に絞るなんてバカな考えは、雲の彼方に消え去りました・・・。
それからはポジティブシンキングでいこう!と思い、1人目の時にかなりお腹も子宮も膨らんだから、2回目の今回は更に膨らんでくれるんだろう・・・と考えるようにしました。
しかし!
今回転院した国立病院では、ど頭から医者に『1回目が切迫早産なら、その後の双子はかなりリスクあるよ。早産は免れないから、超未熟児も心がけはされておいてください』
うん、聞いてた話しと全然ちゃうね(笑)
まあ普通に考えたら、
・1900gの赤ちゃん+胎盤&羊水
で出ちゃったわけですから、
・800gの双子+2人分の胎盤&羊水
多分重さでいくともう同じ位なんで、たしかにもう、いつ産まれてもおかしくない・・・。
このような説明が最初からされていたら幾分違っているでしょうが、一切されなかったわけです。
僕の心中は今、妻が心配なのよりも、前の病院に対する不信感がフツフツと沸いてます(笑)
その2
『おいおい、病院どこあんねん(笑)』
大きい病院に転院する可能性が高いというのは、さすがに前の病院で事前に聞いてました。
しかし、聞いてたその大きな病院Aは、自宅から片道30キロ離れた場所でした。
これでも十分遠いですが、まあなんとかなる距離かと思っていたんですが・・・。
しかし、今回転院した病院はB
元々聞いてた病院と確実に違いまして、そこは自宅から片道50キロの場所でした。
もっと言うなら、僕の職場から仕事終わりで直行したら60キロ。
いやね
医療技術的な事もあるでしょう。
満床ということもあるでしょう。
それでも・・・それでも・・・。
もうちょっと最初から、何かやりようがあったんじゃないかなー
転院時の、前の病院側の説明は、『かなり遠いけど、なんとか自分の顔がきく病院で、一部屋取れました!』・・・だったんですが、いや、そういう可能性までも事前に話してもらえてれば、最初から自宅近くの大きい病院に顔が効くであろう、違う個人病院にかかるとか、色々対策できたでしょうに ・・・と思ってしまいます。
こちらも同じく不信感がフツフツと・・・
皆様の中では、福岡市内の医療技術の高い大きい病院・・・と思われる方もいるでしょうが、実は福岡県ではない、別の県です・・・。
僕ら一応、福岡県民なんですがね・・・。
未熟児で産まれたら、毎日母乳を届けるらしいのですが、往復100キロを毎日・・・。
文句は言いませんが・・・、うーん・・・、今から気がめいる・・・(笑)
ということで、最後まとめます。
1500gまでお腹の中で育つというのが、唯一にして最大の目標でしたが、ちょっとそれは現実的ではなくなってきました。
1000g以下だと超未熟児、1000~1500gが極未熟児という名前になるそうで、『超と極って、そんなに雰囲気違わないじゃない!?』ってツッコミたいのは山々なんですが(笑)、今の現状から考えるとまずは極を目指しての1000g越え・・・が一つの目標になりました。
期間的には、今から2週間以内に、『産まれました!』というブログのタイトルが更新されたら、それはきっと1000g以下での出産で、合併症やら障害やらを覚悟する事になりそうです。
しかぁーーーし!
ハイパーポジティブに考えるならーーー!?
600gで産まれても無事に育ったというネットの情報はある!!
なので、今の800gで出てきてしまっても大丈夫・・・かもしれませんけどー!!(笑)
どうかまだ出てきませんようにーーー