先日購入したカンパのカーボンクランクのウルトラトルク。
5000キロに1回ベアリングのグリスアップをしなければいけない大変面倒くさいクランクなので、マイバイクに装着する前に、ベアリングをばらしてグリスアップをしてみました。
ベアリングとはここのこと ↓
しかしこの作業、ネットでは作業風景の写真が全く見つからない・・・。探し方が悪いんでしょうか?
「カンパ クランク ベアリング メンテ グリスアップ」とか色々語句入れて検索かけたんですが、ほんとにカンパの情報って広まってないんですね~(驚)
皆どうやってメンテしてはるんやろう?
メンテナンス本を買えということか・・・。
アマゾンで2600円
僕はシマニョーロだし、基本いらんな~(笑)
ちなみに、クランクに付いていたカンパの説明書には、「作業はプロショップにまかせて、グリスはカンパニョーロ純正を使いましょう」と書かれているのみ。
バリバリの素人&カンパグリスも持ってませんが、まあ手探り状態ですが作業やってみます!
えーとですね・・・、もうとんでもないとこから作業に入ります。
0.03mm位の隙間に、何か薄いものをぶっこんで、テコの原理でベアリングのカバーを外す作業から始まります。
いやほんと、整備性もへったくれもない構造ですな~(笑)
まずは、カッターをぶっこんでみます。テコの原理で、よいしょっと!
バキッと
うん、失敗やね(笑)
これ、勝手な判断でやったんではなく、ネットで文章だけですが『カッターでOK』て書かれてあったんでやりました。
ガセ情報確定でよろしいかと思います(笑)
ということで手持ちの工具、先が少しだけひらたくなった『キリ』で再チャレンジ!
同じくテコの原理でなんとかカバーが取れまして、古いグリスをパーツクリーナーでお掃除♪
そして、カンパの純正グリスは持ってないので、手持ちの『DURAグリス』を充填
そして元に戻す! (詳しい作業写真は、下にちゃんと載せるので、ここでは写真割愛)
・・・・・・・・・あれ?なんか回転が重い・・・。
もう1回ベアリング蓋を開けて、グリスの量を増やしてみるが・・・ダメ!
DURAグリス、カンパクランクとの相性悪し!
正確にいうと、回転がめちゃめちゃ重くなったわけではなく、ちょっと重い程度なので、使えないことはないのですが、完全に妥協する感じになりますね。
ちなみに、フィニッシュラインのグリスも持ってますが
フィニッシュラインは更に粘度が高いため、これはきっともっとダメなはず・・・。
妥協はしたくないですね。
仕方ない、カンパのグリスを買うしかないか
・・・・取り寄せ、1週間後
カンパニョーログリス LB-100 多分一番安い、あさひ自転車通販で2700円なり
カーボン柄の容器。カンパはなんにつけても、拘りとかっこよさがありますな~♪(高いけど・・・)
さて、今一度同じ作業です!
蓋を開けて、DURAグリスをパーツクリーナーで綺麗に全部拭き取り(シクシク・・・)、カンパのグリスを入れます。
カンパのグリス、かなり粘度が低い!DURAグリスとは、完全に別物!
ベアリングの玉の間に、丁寧にグリスを盛ります。 ちなみに、玉は外に飛び出てこない構造なので、失くす心配はないです♪
蓋の方にも、かるくグリスを盛りまして
↑ 合ってるか知りませんが、まあこんな感じなのかな?
そして、蓋を指で閉めていき・・・
完成!
※蓋を閉める作業、コツをつかむまで中々大変ですが、玉は収まる所にしか収まらないので、コツが分かればかなり簡単です♪
さあ、今度はどうだ!?
これはきた!
今度はスルスル回ります!!
成功しました
で、反対側はチェーンリングが邪魔なだけで、作業の仕方は全く同じなので割愛です♪
コツさえ掴めば、片側10分かからないですね♪
ということで・・・、作業してみて分かったことは、
・カッターはダメ(ベアリングのカバーや玉に傷もつけそうなんで、絶対良くないです)
・カンパの純正グリスを用意するべし
・素人でも案外簡単
こんなとこでしょうか♪
まあこんな作業でしたら、5000キロに1回のメンテでも苦にはならない感じです
作業の仕方が分からなくて、ネットで漂流してこられた方のお役に立てれば幸いです♪
でも、今回の作業がほんとうに当たっているのかどうか、定かではありませんが・・・(笑)
さあ、次はいよいよBB交換&クランク交換やっていきますよーーーー!!