僕が持っている唯一にして無二の贅沢品、クリンチャーのDURAホイール3本♪
懐かしや、独身時代の最後に滑り込みで買ったやつらです
そう、あの頃は今と違ってバブリーだった・・・(笑)
C24が2本、C50が1本。
格好いいホイールとは決して思っておらず、価格・メンテナンス性・乗り心地、この3点を重視し購入しました。
見た目カッコイイのは、カンパ・フルクラム・MAVIC、やっぱりこの3つは別格ですが、乗り心地は固いのがほとんどなんで(チューブラーは除く)、DURAは凄く乗り心地が良く、価格も安めなんで気に入ってます♪
そんなDURAホイールも、そろそろグリスアップをしないといけない距離を走りましたので、DURAハブをばらしてみたいと思います。
先月、WH-R500を2本、クロスバイクのホイール2本、計4本のグリスアップ&玉押し調整には成功してます。
DURAハブはそれら以上にメンテしやすいとメーカーは謳ってますが・・・、ほんとでしょうか?
DURAハブばらしに使う工具です
5mmのアーレンキー 2本
シマノプレミアムグリス(旧名称DURAグリス)
パーツクリーナー
マイナスドライバー
R500なんかと違って、薄型スパナなんていりません。
工具無しで、手で矢印のように回して玉押し調整ができるんだそうです。
簡単そうですが、はたして・・・。
さて、フロントをまず分解です。
アーレンキーでえいやっ!
若干グリス切れを起こしてましたが、グリス自体は綺麗なもんでした。
パーツをばらしていきます。
ここまでは楽勝で、誰でもできます。
さて問題はここからです。
玉が並ぶワッカを取り出すために、シールと言われる部分を外す必要があります。
シマノの整備書には外し方など書いておらず、独自で調査した結果・・・
マイナスドライバーを使い、テコの原理で外すそうです。
しかし、ちょっとチカラを入れてみると、嫌な予感しかしません。
『これ、絶対シール曲がるよな・・・』
中はあまり汚れていなかったので、分解せずとも良さそうですし、シールは外さないで作業される方も多数いるようです。
しかし、あきらめるのは敵前逃亡みたいで気持ち悪かったので、慎重に慎重に、マイナスドライバーでシールをこじりました。
・・・
やっちまった!
おもいっきり曲がってしまいました
しかしこれ、シールを新品の状態のままで外すのって、物理的に無理じゃね?
まあ車だったらシールやガスケットなんて毎回変えるのが当たり前なんで、今回のシールも基本買い替えという事なんでしょう!
シマノさん、シール1ついくらよ?
『500円です』
高っ!
シールはもう片方にもありました。
今度こその気持ちで、更に慎重に慎重に・・・
・・・。
1回目の左のよりかなりマシにはなりましたが、でもやっぱり微妙に曲がってます。
これは消耗品ということでいい気がするんですが、再利用している方もいます・・・。不思議だ・・・。
僕は全く曲げずにというのは、ちょっとできそうにありません。
シールを2個入手するまで、ばらしっぱなしにしておくのもなんなので、一応組み立ててみまして、玉押しにも挑戦です。
なるほど、ほんとうに手で適度に締め込むだけで簡単にできました!
《締めれる限界まで手で閉めて、10分の1戻す》・・・こんな感じでばっちりだと思います。
一応全部組み立てましたが、シールが曲がっている部分がやはり引っかかる感じあり。
曲がっているシールの再利用はダメだということで、参考にされてください♪
パーツが来たら、再組み上げです。
次はリヤ2本です。
えいや!
手順はフロントと一緒なんですが、片側はWH-R500のように、玉がばらばらと落ちるタイプの作りでした。
このようにポロポロ落ちるのは、基本ご臨終に近し!
玉を拭き拭きし、中を綺麗に清掃です♪
そして片方はまたしても、シールを外さないと玉達は一切出てこない仕組み・・・。
きょ、今日は止めておこうかな時間も時間やし!(←敵前逃亡)
シール外さずとも、まあまあ綺麗にはできるので、シール外しはケースバイケースといった感じですかねー。
グリスを綺麗に充填して
元に戻し、玉当たり調整です
フロント同様、めちゃくちゃ簡単です!
シマノさん、これはすげーわ・・・(驚)
この後、もう1本のリヤハブもばらして作業終了!
もっとも驚いたのが、C24の2本が、距離も期間も長く使っていたのに案外綺麗で、C50の方が相当グリスが汚れてました。
1年使用しおそらく3000キロ未満しか走っていないんですが、一番汚れてる・・・。
距離や乗った期間はあまり関係なく、個体差が大きいんだなと実感しました。
1年に1回は、ハブばらすべきなんだと悟りました。
≪総括≫
メーカーの言うように、ばらすのも玉当たり調整も、ほんとに凄く簡単でした。
WH-R500の方が、よっぽど難しいです。
一応どなたかの役に立つかもなので、シマノの公式7900 DURAハブの整備書貼っておきます ↓
《訂正》
ブログ読者のありがたい情報で、フロントの方はマイナスドライバーをこじる場所間違えたようです
正解は、スポークの根元にある黒いリングを外してから、シールを外す・・・でした。
半人前がゆえのミス!
“シマニョロ参考になりましたありがとう”さん、ありがたいコメありがとうございました!
これで新品が届いても、曲げないではめることできます!
日々の更新の励みにしてます。1ポチ応援にご協力を~ ↓