こんにちは、まーちゃんです。
今回は、とある生徒さんについて。
昨年の終わりごろから指導させていただきました。他塾との併用でしたが、「急がば回れ」をスローガンに、基礎力の確立を目指してきました。
先日、中学入試を合格された生徒さんのお母様から次のようなメールをいただきました。
社会の勉強を本格的に初めてから、少しずつ成長してきた気がします。歴史に興味を持って世界が広がりましたし、地理を学んでから行ってみたい場所が沢山できました。公民を教えて頂いてからは新聞を読むのが好きになったようです。以前とは格段に会話の内容が変わり、私が教わることもよくあります。本当に、受験のためだけでなく、素晴らしい知識の扉を先生に開いて頂いたと、深く感謝しております。
「世の中」の見方という物差しを提供することこそ、社会科を指導する者が心得ておくべきことだと思います。
このように、社会科の勉強を通じて社会の動きや仕組みに興味を持ってくれたことを非常にうれしく思います。
この生徒さんの授業では、資料読解問題を通じて、統計の読み方や意味の見出し方を指導してきました。その際、単元にかかわる映画やコミック、小説を紹介したことがあります。受験テクニックのみではなく、知識の幅を広げることにも配慮していました。
これは、「テストを作っている人が何を考え、何を求めているのかを知る」ことにつながると同時に、あらゆる問題に対応でき、成績が向上することにつながります。
つまり、他の受験生と比べて一段上のレベルから受験に取り組むことができるようになるといえるでしょう。