合格らせん です

 

 

久しぶりに

 

うらんち(裏のおばあちゃんの家)

向かって歩きました歩く
 
おじいちゃんもおばあちゃんもとうになく
わたしのことを
散々からかっていた伯父が
住んでいます家
 
 
 駅から歩いて行きましょう
何十回何百回と歩いた道を
懐かしみながら行きましょう音符
 
 
 
 
 
 
{96133D4C-8BE9-4343-A671-715597E8256E}
 
{83C8F23C-B6DD-4F26-811E-C6DD4D776596}
@横浜市
 
 
友だちが通っていたピアノ教室ピアノ
それから
くすんだピンクの横長の家家
このふたつの建物が
ここにあることにホッとさせられます
 
下の家は日当たりが良くて
一段高くなったところに
学校帰りにみんなで寄り道して
足をぶらぶらさせながらおしゃべりしたっけにこ
 
 
 
 
 
 
 
 
{8C1FF63F-6A38-48C6-8814-5F21A9A04099}
 
{B31A2858-447A-45B3-A535-C753C35CD386}
@横浜市
 
 
ここの家の桜の木も元気です桜
 
ずっと前からこんなふうに
ブロック塀より前に張り出して
自己主張をしてるおじいさん桜桜**
気まぐれなおじいさん桜は
その年によって
満開だったり  
しょぼくれた量しか咲かさなかったり
見上げる人の顔も毎年ちがってたっけわらい
 
空き地は
わたしが通ってたの跡
 
勉強する気がないなら
来ないでください
 
って言われて
父にも母にも叱られた
 
わたしの反抗期汗
 
 
 
 
 
 
 
 
{3309F2CF-CDE7-40EC-8637-4B91852A7F7B}
 
{433F07A3-3182-494D-A06F-D0C78034A4F8}
@横浜市
 
 
大好きな路地は健在ハート
あちこち変わったところは
たくさんあるけど
立ち止ったわたしの脇を
少女のわたしがすり抜けて
ガタガタした飛び石を跳ねながら
駆け抜けて行く小走り
 
雨が降るとぬかるんで
日影だからずっと乾かなくて
飛び石の上をぴょんぴょん飛ぶのは
必然でした
 
板塀の家はずっとこのまま
記憶の中にそのままの形で残ってるきらきら
 
それは
月日の流れに逆らわないようでいながら
とても強固に自らを誇示してる
周りにどう思われても
自分を通すことは
ひとつの憧れですハート
 
 
 
 
 
 
{5C39C1A2-E5C7-436A-8BB5-3AEF0DFBCFD1}
@横浜市
 
 
お父さんが窃盗犯で
刑務所に入っている間
おばあちゃんと一緒に兄弟が住んでいた
つぶれかけてた空き家は
空き地になっていました
 
歳もちがって
性別もちがってたから
遊んだことがなかったけれど
彼らのことは記憶の中に
他のいろんなことと一緒に覚えていますシャボン玉
 
どうしているかな
あの頃遊んでたみんな
どうしているかなきらきら
 
 
 
 
 
 
{CC4D6752-4985-49CD-9BF7-F21286C15EC6}
@横浜市
 
 
だんだんとうらんちが近づいてきます
おじさんと会うのも久しぶりにこ
 
庭のお稲荷さんにご挨拶して神社
仏壇にお線香をあげてお線香
仏間から
おじいちゃんとおばあちゃんが育てた
山茶花を眺めましょうか椿
 
 
ほら
 
わたしが登っては叱られていた
柿の木が見える柿
今年もおじさんがもいだほんのり甘い柿を
食べさせてくれるかしら柿
 
 
 
 
 
ほんのり甘い懐古道中  な気分ですドキドキ