合格らせん です


小学校のころ

プールの授業きらいでしたどーん


わたしも親友のアッコも泳げなくて

25メートルの端から端まで泳ぐ間に

何度足をついたことか・・・


3回までしかつかないで泳ぐようにがんばりましょう


先生の言葉に下を向いていたわたしたち汗


いいな らせんちゃんもアッコも

わたしはママが

ロコちゃんは体が弱いからプールの授業は見学ですよ

って 言われているの


口をとがらせていたヒロコちゃん


そうだ ヒロコちゃんみたいに休んじゃえばいいんだ


ありったけの悪知恵を働かせて


熱があります

お腹が痛いから休めって言われましたきらきら 


初めてのサボり


先生の自宅へのお手紙で3回くらいで

叱られて終わりました・・・・







気分は螺旋-さぼり2
@横浜市泉区



そんな記憶をひっぱりだしたのは

町なかに流れる川にかかった  あれは



プールへ下りる階段だ階段



3回しか足をつかないなんて無理だよね


アッコとふたりぶつぶつ言ってつかんで下りた手すり

ひんやりした手の感覚

裸足の足の裏にあたる丸味がかった段音符



碁石拾いもイヤでしたaya


歓声と飛沫を上げて潜っていくみんなのことを

取り残された気持ちで見ていました







気分は螺旋-サボり3
@横浜市泉区





水の中にまかれた黒い碁石

そこにあるのが見えるのにゆらゆら揺れて見えるのに

潜るのもイヤだったわたしには

とることが出来ません涙



黒 といえば


高校で初めての古典の授業のとき


天然パーマでメガネをかけた男の先生が

おもむろに



ぬばぁ~たまのぉ~ 夜霧のたちてぇ おほほしくぅ~



と 頭の先から出るような声で詠いだしました


その最初の授業以来

古典の時間になると屋上で過ごしていましたわらい



思いがけずに出会ったプールの階段は階段

見て 通り過ぎるまでのわずかな時間の間に

ふたつのサボりの思い出を

あざやかによみがえらせてくれましたキラキラ



隣の大きな雑草が

まるで川に飛び込むような姿勢です音符






今なら拾えるかな な気分ですドキドキ