気分は螺旋

らせん です
階段を見上げるのと
見下ろすのとでは
どっちが好きか。。。
これはすごい悩みどころ

上りも下りも
単に階段を使うのと
魅力的な存在として
見るのとでは
大きくちがうのと同じく
階段探険隊としては
上るのと下るのとでは
全然別の魅力があるのです
@横浜市
バス通りから
ほんの少し上がった場所に
かくれんぼするみたいにある
この階段は
圧倒的に下りがいい

上ってくるより
ここは下り専門と言っても
過言ではない
下り階段の魅力が
凝縮されてます(@当社比)
ゆっくりと
斜めによろめきながら
いちょうの木の前で
いきなり左に曲がる

曲がった先が見えないのもいい🩷
手前にある
元は赤かったトタン屋根の
平家建ての家もいい🏠
@横浜市
いちょうの木の根元には
拾われなくて
潰されもしなかった
銀杏がいくつも転がってる
でも階段にははみ出してなくて
きっと誰かが掃除をしてる
足元に気をつけて
下りるから
そんな銀杏も見える
下り階段ならではの発見
階段の曲がり角と
家の敷地の端っこが
隣あったところの
コケでうっすら緑に染まった
ブロックには
たくさんの❌にも見える模様
これはなんの意味があるの❓
ちょっと階段に向かって
でっぱっているのもいい
挙げ列ねていけばいくほど
ここほど
下りに特化した階段はない
と
改めて感動する
階段探険隊長なのです
異議は認めません な気分です


らせん です
近くに住むおねえさんから
有名な花のお寺に行ったのよ
って
蝋梅の写メが
送られてきました

あらあらたいへん
わたしも見に行かなくちゃ
梅見をする季節に
いつのまにかなってます
時間はあっという間に過ぎちゃう

@横浜市
花のお寺に行けたらいいけど
わたしの梅見は
この階段を上る

高くもなく低くもない
ちょうどいい具合の高さの階段
見上げた感覚より
なんとも歩きやすいのです
階段の魅力は
歩いてみないとわかりません
だから
どの階段も上って下りてを
繰り返して
楽しむ

@横浜市
空気に混ざる芳香が
階段を上るにつれ
たちこめてきて
今を盛りに咲く蝋梅が
迎えてくれました
なんてきれい
透明な花びらは
夜になると
季節はずれの蛍みたいに
輝くのでしょうか
上って来た甲斐は大有り
傾斜地ならではの段差に腰掛けて
ホットミルクティーを飲む🧋
わたしの梅見の宴
大満足です
穴場だよ な気分です

らせん です
そもそも一番初めの
自分だけの秘密は
うらんち(裏のうち)のおばあちゃんの
玄関先で拾った
長い布団針🪡だったと思う
だれかに言ったら
危ないからって
とりあげられちゃうし
ムラサキカタバミの茎からとった
芯を糸にして
ヤツデの葉を縫うことに
そのときのわたしは
夢中だった

ふつうの裁縫針🪡より
長くてしっかりした布団針の方が
こどもには扱いやすかった
だから
玄関横にあるお稲荷さんの
お社にくっつけて置いて
だれにも内緒にしておいた
日に日にヤツデに現れる
不恰好な縫い跡に
だれか気づいていたのかしら
@鎌倉市
だからね
大切なものや場所は
だれにも言わないことにしてる
ここもそう
時々来ては
ガサガサと枝をかき分けて
存在を確かめる
わたしの秘密の場所
秘密の階段

あの縫い針🪡は
ちがうことに夢中になってたら
いつのまにか
なくなってしまった
だから
そんなことがないように
大切な
誰にも内緒の
秘密の階段が
いまでもそこに
ちゃんとあるのか
時々そっと確認に来る
これじゃわからない❓
どこに階段があるのか❓
@鎌倉市
これならわかるでしょ
いつの季節に積もったかわからない
落ち葉に埋もれて
それでも微かな階段の痕跡
いずれ
あの縫い針みたいに
消えていってしまうかもしれない
新築マンションの工事か
それとも
このまま時の流れと
雨風に翻弄されてか
それまでは
わたしだけが知ってる階段

わたしだけしか知らない階段

密かな満足感 な気分です

