変な棒とは私の愛棒ではありませんよwウォーリアの外観的な特徴ともなっているアッパーデ
ッキ代わりの変な棒の事でありました(説明になってねえw)品番、名称はWR-4130 テンショ
ンロッド(鉄製)定価580円でありました。
この棒はアッパーバルクヘッド前後をほぼ貫通させて使うものであります。仮組みをして様子
を見るとこんな感じでひん曲がっております。実はこの状態、かなり強固にこの状態を保とうと
しており、そのまま組み付けてはシャーシの歪みによる走行特性の悪化等の悪影響は火を
見るより明らかであります。
ロッド先端をよく見ると僅少ながら「ラッパ状」に末端が開いております。加工や材質に起因
するものであると思われますので、先端をヤスリでテーパー状にしておきました。
全部の端の処理が終わりました。
再度仮組みで様子を見ます。強固にねじれた状態を保つ状況は寛解しましたが、見た感じの
ねじれ具合はさほど変わりません。まあでも随分マシであります。
バルクヘッドにロッドを差し込み具合を見ます。 2本で4端を比べてみると、ロッドを差し込ん
で回転させた際にスルスルと回らず、グッグッと「変な節度感」を感じるものがあります。
節度感を発するロッドの「4端のうち3端」をペーパーでくるくる回しながら気持ち減径を図るよ
うな(様子を見ながらだぞ)感じでヤスっていきますよ。
↑三箇所を処置いたしました。写真でも黒メッキ処理が薄くなっているのでわかると思いま
す。組み付けても変化はほぼわからない程度にはなりました。水平は出ますが、それでも、そ
もそもねじれていた方に捻れやすい感じを残しています。ロッドからのアプローチで歪みを取
るのはこれ以上出来ませんのでロッド加工過程は終了であります・・・・が!
後は樹脂製のアッパーバルクヘッドに成形時に何かしら掛かっている応力を開放、消去を図
る為に煮ます。 その間私はトイレで爆弾投下でありますw
爆撃から帰還後はこんな感じでよく煮えてましたよw 樹脂の質はよく見極めておかないと
デロデロに変形してしまうので注意しましょう。因みにウォーリアではナイロン系の樹脂なので
ガンガン煮ても大丈夫でした。
ハイ!ビシッとまっすぐになりました!この時点で捻れている場合は熱々のうちに捻れている
反対側に適宜ねじり返して矯正をするといいでしょう! ってんでテンションロッド編、終了
でありました!(誰がこんな面倒くさいことするのだろう・・・・)