娘が幼稚園に入園した
旦那は入園式には来なかった

理由は【仕事だから】
その日は前もってわかっていたのに
休みを取らず
当日は午後からの出勤だったので
顔を出す位は出来ただろうに…

入園式が終わって
私達が帰宅してから起きて
昼飯を喰って出勤した



入園を期に
私は旦那の早朝の弁当作りを止めて
娘を基準に生活したいと宣言した

早朝 大音量の旦那の目覚ましで
目は覚めるけど寝続けて
普通の時間に起きて
娘のお弁当を作り
一緒に登園して家に戻り家事をする

あぁ…シアワセ照れ

でも
旦那の出勤時間が娘より遅い日や
仕事が休みの日は
家に戻るのが嫌だった

襖を開ければ寝ている旦那
目を覚ませば第一声が「ご飯なに?」
ソコは普通【おはよう】じゃないの?と
何度言っても「ご飯なに?」
・・・もう言う気にもならないチーン

娘を送った帰り道や
ゴミ出しに出ると
必要以上にゆっくり歩き
少しでも部屋に入るのを遅らせた

階段の踊場で下を眺め
落ちる自分を想像したり
買い物に出たまま失踪する想像を
いつもしていたけど
【子ども達が居る】
そこに辿り着いて現実に還る

自由に出かける旦那を
羨ましく思っていたけど
いつの間にか
恨めしいに変わっていた おばけハッ

もう期待は無い
ただ【家族のカタチ】を
維持したかったんだ

それは
息子の父親を排除してしまった事と
再婚で振り回した罪悪感

お父さんが居る環境を
知ってしまった娘を
そのまま守りたい気持ち

私が自分の気持ちを圧し殺し
利口になれば
カタチの中で調整して
ゆっくりでも【家族】を
構成できるかも
…なんて思ってたんだな-

旦那が仲間との
一泊旅行で行った温泉に
年1で連れていってくれたり
(運転手は往復 私だけど)

不満ばかりの中でも
良い事も増えるかもしれない
…それも
3回で終わってしまったけどなもやもや

不自由に変わりはなくても
期待しなければ気も楽になるだろう

足りない生活費は
なけなしの貯金と
子どもの為の手当てをつかった

引っ越したい夢は
専業主婦を望んだ旦那が
私が家賃分を稼ぐなら良いと言ったから
幼稚園から帰るまでの
短時間パートを密かに探し始めたけど
夏休み等の長期休暇の預け先に悩み
なかなか一歩が踏み出せないでいた。