今日も暑かったですね~。
汗を垂れ流しながら、開成の仮設住宅へ。
今日は17日のご自慢料理大会での、料理チームのメンバー候補の方を訪問。
おかあさん達が集まってメニューを考えました!
聞いているだけでよだれが・・・(笑)
チームの中のお一人は元仕出し屋さん、またお一人は元ラーメン屋さん!
これは強力なチームになりそうです(^^)/
さて、17日は料理大会と並行して砂利ならしも行います。
今、仮設住宅の周りは砂利が敷き詰められているのですが、その砂利が凸凹になっています。
凹んだところに雨水がたまり、この間の大雨では水たまりに足首まで浸かったというお話も聞きました。
水はけが悪いこともあり、台風や大雨に備えて、水路の確保と砂利を平らにすることは急務です。
17日、砂利ならしチームを引っ張ってくれるお父さんは、今日も日曜大工。
外付けの物置を作っていました。
これが本当にお見事!!
今度写真を撮らせてもらってきますね♪
おとうさんはどこに砂利が少ないとか、多いとかを把握していて、当日も大活躍してくれる予定です。
お礼を言うと、
「こちらこそだ。まぁみんなでやっていくしかないんだ。やれる人でやっていかないと、何も進まないから。こうしてみなさんもやってくれてるから、私たちもね。コツコツやんなきゃね。」
と、おとうさん。
はい、一緒にやっていきましょう。
コツコツと。
また、あるおとうさんは、漁に使う網でゴミ置き場のネットを作っていました。
「ないと困るからね。」と言って、おとうさんは慣れた手つきで網と縄を結っていました。
さすが漁師さんです!
集会所の周辺を歩いているとき、ちょっと気になるおかあさんにお会いしました。
料理大会に誘ってみましたが、「今はそういう気持ちになれない」と、おかあさん。
「ご自慢の料理なんてないよ。ここ(仮設住宅)に来てから料理の腕もめっきり落ちました。うん、調理場が狭いからやりたくないっていうのもあるけど・・・。今はね、まだそうゆう気持ちにはなれないのよ。まだ、気持ちが、ね。復興とか、そうゆうのに向かう気持ちにはなれないのよ。」
おかあさんの表情は暗く、辛そうでした。
集会所でやっているイベントなどにはにはあまり行かないそうです。
「こういう風にしてしゃべりたいときに道端でしゃべれるから、それでいいのよ。」
とおっしゃっていました。
いつものように「今度また遊びにいきます」と言って、開成をあとにしました。
震災から、半年が経ちました。
もう半年。まだ半年。
心の傷、という言い方はあまり好きではありませんが、それが癒えるにはもっともっと時間が必要です。
もちろん時間だけあればいいというわけではないし、時間が経つにつれて傷が深くなることもあると思います。
今日お会いしたほかのおかあさんにも、精神を安定させる薬を飲んでいるという方がいらっしゃいました。
心の問題は、本当に難しいと思います。
明日は、心のケアを専門とするPCATの河瀬先生が来てくださいます。
先生とお話される方の悩み・痛みが、和らぐことを祈ります。
ヒロ@岩手出身社会人1年生★東北の復興めざして勉強中!