
やはり、触れずにはいられません

この週末、多くのテレビ番組や報道、ニュースなどにおいて、一人の女性について取りあげられました

フリーアナウンサーの小林麻央さんです

約1年前、ご主人である歌舞伎役者の市川海老蔵さんが会見を開き、がんであることを公表されました

病名のみならず、段階ステージまで公表されてましたね

その後も、市川海老蔵さんはもとより、小林麻央さんも闘病ブログを綴られていました

私も拝見させていただいてましたが、本当に力強く、その中にも弱さや辛さ、苦しみや悲しみなどの感情も包み隠さず綴られているのが印象的でした

そして今月22日の夜、35歳の誕生日を目前にし、お浄土へ還られました

私がこのことを知ったのは、翌日23日の鹿児島へ向かっている際、新幹線の電光掲示板のニュースです

車内は少し騒然としていました

私も驚きを隠せませんでしたよ

小林麻央さんとは生まれも育ちも違いますが花の82世代


私はいてもたってもいられず、鹿児島中央駅に到着後、ある場所へ立ち寄ってから会議会場へ向かいました


鹿児島市東千石町にど~んと構える浄土真宗本願寺派の寺院「本願寺鹿児島別院」さんに立ち寄り、お念仏を申させていただきました

鹿児島中央駅から近くにあることを覚えていましたので、迷わず直行いたしました

本当に立派な本堂ですよ

それにしても、市川海老蔵さんの強靭な精神力は凄まじいものがあります

ジャンルは全く違いますが、歌舞伎のように私も伝統を継承していくものとして、尊敬いたします

私は継職すると19代になります

市川海老蔵さんは、ご夫人危篤の報を耳にしても、舞台があるため舞台に立たれ、合間に駆けつけて最後を看取り、その後また舞台に立たれたと伺いました

私も妻1人、子3人に恵まれ、立場や環境は違えど、少し置き換えて考えてみると、並大抵の気持ちでは向き合えない、想像を絶するということです

夫婦の信頼、家族の絆、親子の慈愛、多くのことを考えさせていただきました

遠く九州の地より、ただただお念仏申すばかりです・・・