3534作目は記念すべき100作目を飾る劇場版を…。
『ほんとにあった呪いのビデオ』
2023年作品。
ーあらすじー
2022年4月。とあるMAスタジオにて。それは丁度『ほんとにあった!呪いのビデオ96』ナレーション収録の
最中のことであった。シリーズ1〜7まで構成・演出を担当し、現在までナレーターを務めている中村義洋が、
収録予定だった投稿映像のうち1本を、24年前にも見たことがあるのだという。24年前にも見たことが
あるのだという。ただし理由があって当時は採用しなかったのだというのだが…。
ー感想ー
投稿者に何者かが映像が送りつけられてから事あるごとに誰かからの視線を感じるようになります。
ナレーターの中村さんがその映像を昔見たことあるとスタッフに連絡がありました。
昔の投稿者の母親のママさんバスケの映像を無断で投稿していてバレたので返却希望してきました。
今は昔の投稿者とは連絡が取れず投稿映像は96作目から除外して調査することになります。
時間が押していたので新人スタッフが担当して住所には昔の投稿者は住んでおらず近所に聞き込みします。
引っ越し先を近所から聞けますがみんなが忙しいので中村さんが現地に行ったらは他の人が住んでいました。
そこにもおらず当時は賃貸だったので大家さんに聞くと昔の投稿者だけが引っ越してきたようです。
今昔の投稿者が同じ大学と聞いて近くに住んでると予想して今投稿者に直接話を聞きます。
視線が徐々に生活圏内に近づいている予感がしてるそうで隣に住む大学の先輩に話を聞きます。
映像を見ていたスタッフも同じように接近された気になり普段からカメラを映していくようにします。
映像にもそれらしき存在が映り込んだり部屋に誰かいたような痕跡をありました。
投稿映像の赤い部分の画質調整して全貌がわかると疱瘡神との事で専門家に詳しく聞きます。
聞くと疱瘡避けに通じる物との事でスタッフの自宅にてスタッフ自身の姿が赤くなっていました。
更に夫が帰ってきた時に中に誰かいたと言われ投稿者から自室の留守中に映像が送られてきました。
ステンレスパネルに何者かの姿が映り込んでいてその後はコロナで連絡が取れなくなったようです。
昔の投稿者に連絡が取れ映像の持ち主が判明して映像を送る前にダビングをしてたそうです。
当時投稿映像を見て体調が悪くなり結核にかかって長野に療養のために1人で引っ越したそうです。
ダビング元をスタッフ総出で探そうとする矢先スタッフたちがコロナに感染してしまったようです。
落ち着いたあと忙しすぎて中村さんが引き続き調査することになり昔の投稿者に話を聞きます。
コロナ明けで母親から話を聞く事が出来て母親→チームメイト→監督に繋がります。
持ち主は映像後に肝炎で死んでおり監督は映像後に失踪してしまいます。
持ち主の夫に会えて許可が取れて昔の家に入ることになり途中でお店の客に話を聞けま
監督が持ち主に対してストーカー行為していておそらく呪いをかけたようです。
疱瘡神が赤を好むとわかりうっかり見てしまった人が感染症になったようです。
夜に持ち主の家に入り捜索してビデオテープは赤くはですが儀式に関する物は映っていました。
神送りと言う儀式の終了しておらず捜索中にも何らかの姿が何度か映り込みます。
取材陣も落ち着き投稿者も隣に住む先輩と交際することになりその報告でエンドです。
24年の歴史の集大成と言うべき劇場版と言う作品で見てみて良かったです。
本来のシリーズと制作と同時並行とかなりごちゃごちゃと言うか何だか忙しい印象でした。
ナレーションの中村義洋さんは何気にお偉いさんなのにシリーズでは軽い扱い残念でした。
それに対するナレーションは自虐的で何だか面白かったです。
いつものことですがネタになっている儀式とかの知識が自分には無かったのは残念でした。
過去の疫病とコロナを結びつけるアイディアは良かったです。
心霊映像も知識が無いので繰り返し挿入されても怖さはありませんでした。
そんな感じでシリーズ集大成なのでファンの人は見てみてください。