怨霊の棲む家 | ホラーと共に・・・・

ホラーと共に・・・・

いまのタイトルのままだと毎回数字を変えなければいけないので変更しました。
4歳からホラーを見続けていて現在はTSUTAYAのレンタル中心で毎日何かしら見ている中級マニアです。
目標はタイトル数日本一のホラーブロガーになることです。

3360作目は紛らわしい邦題の悪魔憑き物を・・・。

 

『怨霊の棲む家』

 

2017年アメリカ作品。

 

アメリカで伝承される悪霊とエクソシストの都市伝説を描いた、ゴシック系ゴーストホラー。

 

 

-あらすじ-

 

1914年―悪霊が人間に憑りつく不思議な現象がアメリカ中西部にあふれていた。悪霊払いの

 

エクソシストたちは日夜、悪魔と戦い人々を救済していた。しかし、エクソシストたちによって

 

悪霊たちが滅した場合もあれば、人間に憑くことを逃れてその家や土地に憑りつき、今でも

 

ひっそりと息をひそめて待ち構える悪霊もいた…。時は現在、夫と離婚して新たな生活を始める

 

ために田舎街に引っ越してきたシングルマザーのジュリアとその娘シャーロット。古風な趣のある

 

古い家を気に入った2人だったが、そこにもヤツは潜んでいた。ジュリアは悪霊によって変わりゆく

 

娘のために、地元の医者と司祭に助けを求め、悪霊退治を依頼するのだが…。

 

科学と宗教の力によってジュリアは愛しい娘を救うことができるか!?

 

 

-感想-

 

オーソドックスな作品ですが全体的に恐怖感に欠ける作品でした。

 

お話は悪魔を信じなかった医師は母子の様子を見て悪魔を信じ神父と共に駆けつけます。

 

少女に取り憑いていた悪霊は悪魔に影響され凶暴化した医師の娘の霊でした。

 

娘の愛用品である人形を燃やすと悪魔から解放され娘の霊は成仏していきました。

 

今度は自殺した医師の妻の霊が母親に取り憑き医師達に襲いかかってきます。

 

それも打ち破ったあとにかねてから仲の良かった医師と母親が交際することになりました。

 

おしゃれしている母親ですが元妻の遺品のブレスレットを付けて取り憑かれたところでエンドです。

 

悪魔憑きなのですが正確に言うと悪魔に取り憑かれた霊が悪霊になるって感じでしたね

 

元妻も娘も同じ立場の人に取り憑きそもそも悪霊の棲む家と言う要素は薄かったです。

 

悪魔や悪霊の姿は登場せず引っ越してきた母子の2人のメイクが中心となりました。

 

取り憑かれた役の2人の熱演は光りますが霊や悪魔自体が登場しないとイマイチですね。

 

内容自体ぶれたところは特に目新しい物は無く目立ったのは前のめりの母親ぐらいですかね。

 

イケメン医師を見て娘など脇目も振らず接触しようとする肉食系で珍しいキャラクターでした。

 

悪魔払いなどは儀式がかなりざっくりしてエクソシストを期待すると肩すかしを食らうことでしょう。

 

まあ鼻につくような大きな欠点はないですし暇つぶしにいい感じのホラー映画でした。

 

一番の欠点は邦題でウィキペディアにでも出るぐらいの同名作があり調べるのに厄介でした。

 

便乗にもならないわけですし配給会社はもうちょっと頭を使われた方が良いんじゃないでしょうか。

 

そんな感じで話は纏まっているので過度な期待をせず興味のある人は見てみてください。