3270作目はネタがキャッチーなだけだったヘボい作品を・・・。
『アントラム 史上最も呪われた映画』
2018年カナダ作品。
40年間封印されてきた伝説の世界最恐ホラー映画の全貌を解禁するショッキングドキュメンタリー。
-あらすじ-
『アントラム』。それは1979年にアメリカで撮影された1本の映画。死んだ愛犬の魂を
弔うために地獄への扉を開いてしまった幼い姉弟を描くその映画には、映っては
いけない“恐ろしいもの"が映り 込んでいた。そして、それを上映しようとした者たちが
次々と謎の死を遂げ、フィルムは行方不明と なった。ドキュメンタリー作家マイケル・
ライシーニとデヴィッド・アミトは、この伝説の映画を追 跡し、ついに幻の35ミリ・フィルムを
発見。関係者の証言とともに、ここにその驚愕の本編をノーカットで世界に公開する。
-感想-
ショボい本編にインタビュー風のシーンを挟んだだけの作品なので面白さはありませんでした。
お話は映画本編は主人公が弟に言った嘘だったけどいろいろあり真実味が増してきます。
途中で悪党に襲われますが何とか撃退しますが姉弟がバラバラになってしまいます。
先に逃げた弟はケルベロスの鎖だと信じていた物が犬がかかっていた罠だと知りました。
犬を解放した後に罠を持った状態でテントに戻っていき鎖の音も響いていました。
主人公はテントに避難してそこでいろいろな現象を目の当たりにして完全に信じてしまいます。
弟が近づいてくる鎖の音を聞いた主人公はテントの中から弟を銃で撃ってしまいました。
映像の発見者の話で実は映像にはサブリミナルが入っていてそれがアスタロトの紋章でした。
どうやら心身に影響が出やすい人がその映像が悲劇を生んだと結論づけたところでエンドです。
24時間以上立ちましたが特に自分は死ぬこと無く元気に生活しております。
正直チープな本編に解説付けただけで呪われるんじゃ自分などとっくの昔に消し炭ですよ。
本編は怖い実体験が重なり自分が付いた嘘を信じ込んでしまったというくだらないオチでした。
サブリミナルもはっきりしすぎていて鬱陶しくこんなんじゃ効果なんて無いと思いました。
演出も含め全体的にチープな為に恐怖感や緊張感を強いられるシーンは無かったですね。
見た人が呪われるという設定ならそちらを台詞処理じゃ無く実際のシーンで見たかったですね。
そこのキャッチーな部分を手を抜いた時点で評価できる物じゃ無いと思います。
そんな感じで褒められるところは全くないのでネタに興味があっても自分からはお勧めしません。