1188作目は単純に面白くなかった邦画ホラーを・・・。
『エクステ娘』
2014年作品。
元AKB48メンバー・中塚智美が主演を務めた「AKB48最怖都市伝説」シリーズ。
-あらすじ-
高野まみが働く美容室で扱っているエクステは特別なもので、その上質な出来に
魅せられたお客さんが導かれるように購入していく。しかしその髪は、闇の組織が
生きた女性からはぎ取った髪の毛で作られていた。ある日をさかいに、そのエクステを
つけたお客さんが、次々と謎の死を遂げていく。それは、かつての被害者の女性が怨念と
なってよみがえった幽霊による、この世への復讐だった……。
-感想-
AKBシリーズ?らしいのですが前作のこっくりさんに比べてシンプルな分だけマシですね。
お話は主人公と娘の死を調べていた父親である男性と行動を共にします。
そして敵のアジトであるエクステ業者の元に行くとそこには幽霊の女性の死体がありました。
どうやら主人公のバイト先の店長がむりやり女性の髪を奪い取っておりました。
更にそのあと業者が殺しており主人公は店にあった女性の髪であるエクステを返そうとします。
そこに助けを求めつつ返却を妨害してくる店長を蹴散らして髪の毛を返却して成仏させます。
主人公は解決後に自宅に帰りますがそこで自分の付けていたエクステに異変が起きます。
どうやら返した女性の物とは違い主人公のエクステは仲間である男性の娘の物でした。
男性は気が付き駆けつけますがすでに主人公が髪の毛をむしられ死んでおりました。
間に合わず愕然とする男性の前に業者が訪れ男性を仲間に引き込んだところでエンドです。
単純に面白く無い上に悪党の親玉に何も被害が無いので結末もイマイチでした。
女性から無理矢理髪の毛を奪うエクステ業者というのもリアリティゼロで面白味に欠けますね。
AKBシリーズという事でアイドル映画らしく演技派がいないところも見応えが低いですね。
こっくりさんの時は行動原理やいろいろなシーンで意味不明すぎて見苦しい駄作でした。
今作はシンプルに作ってあり行動原理に関するシーンが無かっただけ見苦しくは無かったです。
しかし怖くも無いしグロいシーンも無くびっくりさせるシーンも緊張感も皆無です。
だから両者とも退屈な映画としては共通でありこれも正直褒め所が見つかりませんでした。
そんな感じで所詮アイドル映画なのでそういうジャンルが好きな人たちだけ見てみてください。