306作目はアバウトな邦画ホラーを…。
『霊界の扉 ストリートビュー』
2011年作品。インターネット世代の都市伝説を描いた体感型ホラー。
-あらすじ-
ある夏の日、突如自宅の部屋から妹の真菜が消えた。亜子と大学の親友・佐知は、真菜が失踪したときに
机の上に置かれていたパソコンのストリートビュー画面を元に、その居場所をつきとめようとする。
そんな折、亜子は公園で、一人の不思議な少女・舞と出会う。またオカルトマニアの真部は、
亜子に深入りしないように忠告する。何か驚くべきことが起きているのではないか…。
そう気づいた亜子に、さらに信じられない衝撃が立ちふさがる!
-感想-
何というか場当たり的というか説明不足でさっぱりな作品でした。
お話は突然妹が失踪してしばらく経ったところで妹のパソコンの画像に興味を持ちます。
主人公は友人とその画像を見ていたところでその家の前の人らしき物が動くのを見ます。
疑問に思ったところで友人からオカルトマニアを紹介されその後写真の家に向かいます。
特に何もありませんでしたがその途中で合う少女が気になり相手して髪飾りをプレゼントします。
その後教えていないのに少女が髪飾りを知らないはずの主人公の家に返しにきます。
問いただしますが人形が教えたといい主人公を小馬鹿にして主人公は切れます。
その後謝罪に行きまたプレゼントをしますがまた自宅に来て嫌がらせをしたので切れます。
一方友人は画像に写っていた人らしく物に襲われ消えてしまい主人公はオカルトマニアに相談します。
喫茶店でパソコンを見るとその喫茶店と人らしき物が写り店員がそれに襲われ自殺します。
オカルトマニアは怖じ気づいたところで主人公は単身最初の画像の家に向かいます。
妹が写っていたので行くわけですが結局主人公が人らしき物に襲われてしまいます。
そして誰もいない世界に主人公が飛ばされたところでエンドです。
何というか何故そうなったのか人らしき物への説明が全くありません。
唯一の話はオカルトマニアの適当な話だけが頼りなので説得力がありませんね。
ただ行方不明になった妹を探しているうちに不思議なことがあり最終的に自分が被害に遭うと言うだけです。
制作者が何を言いたかったのかさっぱり分からずそもそもそんな都市伝説は聞いたこと無いです。
そういう都市伝説があるのを知っていればもうちょっと面白くなっていたとは思いますが。
まあそれ以外でも展開が遅いしお話もあまり面白くないので凄く退屈でした。
思ったほどストリートビューも活躍していないのでタイトル的にも弱かったです。
そんな感じでよく分からん作品だったのでちょっと時間の無駄という感じでした。