入院した翌朝、起床前の6時に起きた。

なんとか、座薬に頼らず、痛みは押さえられた。

看護婦さんによる、検温と脈拍、血圧を測定されるが正常である。

 

 

朝食がでてくる。朝食を配膳してくれる人が、

 

「【食事を配膳する人】手が痛そうだから切るね。」

 

と言って、明太子?の、練り物の袋を切ってくれた。

直ぐに薬を飲む。

 

 

看護婦さんが来た。

 

「【看護婦】先生による回診は10時頃に来て、処置後、退院となります。」

 

と言われる。

 

 

回診が来る前に退院の支度をする。

左手は、相変わらず下げるとズキズキする。油断しているわけではないが、常に注意しないといけない。

袖から、指を通す際に指が服に当たるとズキンと痛む。

着替えている際に、看護婦さんが来た。看護婦さんに服を通してもらうようお願いしたところ。

 

「【看護婦】痛みがある手から服を通すようにしたほうが良いですよ。」

 

と言われる。

これは知らなかった。

 

また、別な看護婦さんがくる。

 

「【看護婦】もう少しで先生が来ますので、待っていて下さい。」

 

と言われる。

 

 

回診の先生が来た。

先生のチェック前に看護婦さんが包帯をとっていく。ガーゼがみえ出血している。

出血しているガーゼがとれないため、はさみで切り取っていくが、刺激で指にかなりの痛みが生じる。

消毒時は、痛みが生じると体験談のブログにもあったことから、事前に用意していたタオルを握りしめる。

さらにガーゼが指に張り付いているのをピリピリと剥がしていくと、またまた、痛みが。

 

「もう、やめてほしい…」と、心の中で何度もつぶやいてしまった。

 

ようやく剥がれた。

すごい指だ。

写真撮影できない程の痛みで、どうすることもできない。

 

先生のチェックで

 

「【先生】傷口が塞がっているようなので問題ないでしょう。消毒をしましょう。」

 

と言われ、よいよ消毒の痛みが。。。と思いきや、痛みはなかった。

これも、麻酔と同じようで、あっけなかった。

消毒は大丈夫なのかもしれない。

 

腕を常に上げておかなければならない為、回診の先生に筋肉痛によるシップ剤の処方をお願いしたところ

 

「【先生】 常に腕を心臓より上に上げておくように。」

 

と言われる。シップ剤を処方された。

 

退院となった。