日常生活で、私達はたくさんの人達との関わりがあります。

家族や仕事、友人関係、はたまたすれ違う人達、
たまたま出会った人達。
私達の世界には、本当に沢山の登場人物がいます。

そして、それは大好きな人達ばかりではありません。
そうでない人、嫌いな人も然りです。

 

 

私は、以前の職場で、
課長職という私と同じ職位の人で、とても苦手な人がいました。

欲しいものを何としてでも手に入れる彼女(女性でした)は、
私の目には脅威に映っていました。

彼女のほしいものは、「出世」でした。
そのためなら人を上手に使い、

手段を選ばない彼女の事を
「汚い女だ」と思っていました。

 

そして何故か、
二度も自分が育てた大事な部下を彼女にとられる、

ということが起こりました。


それも毎回とんでもなく理不尽な理由でした。
その度に私は激高し、上司に反論するのですが、
聞き入れてもらえません。
 

自分の無力さも感じました。

 



反面、私はというと、
部下想いの良い上司だと思われたい。
というゴリゴリの他人軸で仕事をしていました。

 

いつでも部下の話を聞き、
何か問題があれば誤りに行き、身代わりになる。
絶対に彼女のような人間にはなりたくない、と思っていました。

彼女は「悪」で私は「善」だと思っていましたゲローハズカシイ

 

いわゆる、いい人を装っていました。

 

いい人ぶっててウケルw

 

私は出世争いの真っただ中に巻き込まれ、
上司にも気に入られなければならない、と
上司の顔色をうかがい、
部下からも嫌われたくない、と
上司にも部下にもいい顔をしていたのです。

ところがどっこい、
実のところ、自分の「地位」を守るのに必死だったのです。

 

私は出世をして、やりたいことは特にありませんでした。
特に階層が上がることに興味はなかったのです。

それでも、
彼女が先に出世をしたら嫌だ、彼女には負けたくない、
と、競争心バリバリの見栄とプライド

ガチガチだったのは自分でした。

そんなこんなである日、体調を崩します。
自分を偽り続けたのだから、今思えば当然の出来事でした。

 

 

そしてふと我に返ったとき、
自分が本当にしたかったことは何か、を考えます。

私は、目の前の仕事をただただ一生懸命やりたかったのでした。
仕事を楽しい!と思ってもらえる人達を増やすこと、
沢山の人と関わり、

人の成長に関わらせてもらえることにやりがいを感じていました。

彼女には負けたくない、という見栄やプライド
負けたと周囲から思われたくない、という恐怖心から、
いつの日か、仕事を楽しいと思う純粋な気持ちは消え、
我を忘れてしまっていたのです。

 

 

目の前にいる、私と一緒に仕事をしてくれる人達に申し訳ない、
と思いました。

体調を崩したことから、それらの事を思い出し、
純粋に仕事を楽しむ事に集中しました。

そうすると、
徐々にこれまで大嫌いだった彼女を見かけることもなくなってきました。
あれまであんなに目の上のたんこぶのように大嫌いだったのに、
気にすることもなくなってきました。
 

 

目の前には仕事でできること、やりたいことが沢山あったからです。
今思えば、出世争いに自ら首をつっこみ、
目の上のたんこぶを自作していたのは私でした。

この世界は、

自分の心の内面が外側の現象となって
あらわれる世界
です。

いつでも私は、邪魔ばかりされる、いつも損をする。
と思っていました。
だから、その通りの現実が起きていたのです。

 

 

そして、自分の見栄やプライド、羞恥心に気付き、
それらを握りしめていた手を離したときに、
再び仕事を好きになることが出来ました。
目の前にいる人達を大切にすることができるようになりました。

 

 

そして、いい人ぶりは宇宙では極悪人です。

私は部下想いの良い上司である。
というのも実は、
「私もこれだけやってるんだからわかってくれるよね?」と、
相手を思うようにコントロールしたい、という
下心ありありのお恥ずかしい状態でした笑い泣き
 

その場がうまくまとまればそれで良い、
波風をたてたくない、自分が我慢すれば良い、と考え、
時には部下が自分で考えなければならない機会を奪ってしまったり、
自分だけが嫌われなければそれでいいという、
今だけ、自分だけ。自分よがりな考え方に周囲を巻きこんだ
とんでもない極悪人でした。

 

全く「善」な人間ではありませんでした笑い泣き
穴ハイです(アナガアッタラハイリタイ)

※穴ハイイメージ画像

私が本当にしたかったことは、
目の前の出世争いに勝つことではありませんでした。


ただ負けたくない、という見栄やプライドからの

私の心の癖が、出世争いに巻き込まれる、

という現実を創り出していたのでした。
 

 

心の癖は、とても頑固な汚れのようなもので、
取り払っても取り払っても、なかなかクリアできません。

それでもあきらめずにひたすら自分と向き合うのみです。
心の癖に気付かされることがあったら、

すぐにそれを認め、反省し行動して修正していくのみなのです。

目の前に現れてくれた大嫌いな彼女との出来事も
私に大事な事を気づかせてくれた貴重な出来事でした。

それすら宇宙が私に気づかせてくれた、

ありがたい出来事だったのです。

それが無ければ、私はいまだに同じことで苦しんでいたことと思います。
そして世の中に善悪はありません。

 

いい人ぶりは極悪人です(2回目)
何故なら、それは本当の自分に嘘をついているからです。

 

 

この世界は、

自分の心の内側が外側の現象となって
あらわれる世界
です。

出ちゃうんです。
そしてそのスピードはどんどん速くなってきています。

だから、心の内なんてスッケスケの見え見えなのです。
嘘つきの言うことなんて誰も信じてくれません。

 



自分が我慢すれば良い、

と心の中に不満をため込んでいても
もう隠すことはできないのです。
不満はため込めばため込むほど異臭となって匂いを放ちます。

自分の行動言動と、心の中を、
早急に一致
させていかなければなりません。

人間の本性はエロとワルです。
私達はわっるいこと考えて、えっろいこと考えて当たり前。
いい人ぶったって無駄なのです。

いい人ぶりは極悪人(3回目)

自分の本音に正直に、
エロワルどんどんだしていきましょう!!!

 

kyoko☆