福岡ぐりむ療育とピアノと学習の教室です。別ブログやXの過去記事にコメントを加筆して書いていっています。

 

2021年のポストです。

 

園から言われて療育センターに通っていらした生徒さん。

 

初回にいらした時にパパーッとチェックさせて頂いて、

衝撃のシーンを目の当たりになさり、ショックを受けられるお母さんなのでした。

 

何年も通っていらしたのに

気づいてもらえなかったのか?

説明はなかったのか?

その為の指導や対応はなかったのか?

 

検索した『発達障害にいい』といわれることにも

ご家庭で独自に取り組んでおいででしたが、

その成果も  謎 でした。

 

で、なにかがどうにかなったのですか?と質問しても、

「うーん・・」となってしまわれる。

 

療育には通っているけど、

まだなーんにも始まっていない。

 

知らないままの方が、幸せなのか、そうじゃないのか。

 

 

そのレベルでもう大丈夫なのですか?

そのレベルでもう十分なのですか?

と驚かされることは多々あります。

目指しているとおっしゃることにも

『できる、やってる』と自負を持たれていることにも。

 

 

どんな人たちから『できる』といわれているのかな

どんなグループの中での『やってる』なのかな

どんなことを目指しての『できる、やってる』なのかな

 

 

まず、一般的に療育といわれているところに通っていらしたご家庭は、レッスンへの切り替えがなかなか厳しいことも多いです。

 

ハッタツ界隈ならば通用していたかもしれないいろんな基準や感覚に、すっかり麻痺してしまわれていると感じざるを得ない親御さんの『やってる』へのギャップはとても大きく感じます。

 

たとえ今までやっていたことが、

お子さんの困り行動を強めていた

としても、なかなか受け入れられないことも少なくありません。

お子さんだって「今までよかったのに、なんで?」ってなりますしね。

 

だから導入ってとても大切なのです。

 

そして、誰かのやり方を取り入れるって大変なストレスもかかります。

 

アレコレとやかく言われるのは好きじゃない。

 

でも変わりたい。

 

わかるけど、それでは難しいかな笑

 

 

レッスンは一般的な療育といわれているところとは、趣旨も指導内容も全然異なります。

 

 

特性の状態にもよりますが、つながれる場合は福祉と上手につながりながら生きていく生き方も正解だと、ぐりさんは考えています。

 

 

ですが、支援を受けられないレベル、理解を得られない環境で、スタートラインにすら立てないお子さんは何からどうすればよいのかさえもわからず、ミスリードによってこじらせていらっしゃるか、『こんなもんだ』『うちにはムリ』と、はなから諦めていらっしゃるケースもたくさんみてきました。

 

ピークは今じゃなくていいと思うのです。

 

思ってもみなかった生活はあります。

 

よりよい選択肢がみつかりますよう。

 

 

ポストのお母さんは週2レッスンの経過とともに、

以前の療育先から上手だといわれていたこと、大丈夫だといわれていたことに疑念を抱かれ、それを鵜呑みになさっていたご自身にも愕然となっておいででした。

 

そして、正しい方向で、圧倒的な量をこなしながら、お子さんは目下、赤丸急上昇中です。

 

ご自分の間違いに気づかれ、素直に反省を口になさり行動を改められるお母さん。

 

簡単そうで、それができる人というのは意外と多くなく、

素晴らしいなと思います。

 

 

親御さんの お子さんへの想いって尊いですね。

本当に頭が下がります。

 

始めるのに『遅い』とかありませんが、

時間はみんなに平等、どんどん過ぎていきます。

 

そして子どもは あっという間に大きくなります。

ホントに。

 

可愛い盛りの子育ての喜びを味わい、

ひとつでもたくさんのご家族での思い出を作っていただくこと

 

それがぐりさんの願いです。

 

伸びろっびっくりマーク