おはようございまーす♪
と、ゆうくん(年長)のお家に出張レッスンに行くと、
ゆうくんの電子ピアノの上に無造作に何枚もの紙が。


あれ?


何か書かれています・・・


楽譜でした!!!


 とでみで・・・


 ふぁ・・・



ウプププププ


もう、かわい過ぎます♪



 エヘヘ・・・僕が書いたとぉー

 誕生日にケーキを食べた曲よぉー♪
 (右下の絵はケーキの上のロウソクです)

 弾いてあげよかぁー(照)




真剣たりらり~♪

 

うーんと、ここまでよぉー(照)



 ほんとだ。

 マル って書いてある!!

 

 

アハハハ

 

確かにマルは文の終わりのマークと教えたよね笑

 

 

ぐりさんの教室には創作、表現意欲が旺盛な生徒さんが多いです。

大きくなると時間に追われ、他にもいろんな楽しいことが増えて
だんだんと減っていきますが、
幼児体験って本当に大切だと考えています。

ぐりさんも子供の頃には曲を書いて遊んでいました。
でも、先生に見せる、聴かせる
なんてことは思いもつきませんでした・・・


というか、そんなことできる雰囲気は1ミリもなくて
演奏、リズム、ソルフェージュ、聴音、楽典の日々。


いま、自分が指導者の側に立ち
こうして生徒さんたちが屈託なく

自由に自分を表現してくれることに改めて喜びを感じます。

 

 

  福岡ぐりむ療育とピアノと学習の教室です。別ブログやXの過去記事にコメントを加筆して書いていっています

 

2009年の記事です。

 

ぐりさんが、出張レッスンもお受けしていた頃。

 

それまで曲をつくることなんて、

ゆうくんには ひとことも言ったことはありませんでした。

 

ただ、曲のレッスンがおわって表現のレッスンの時間になると、

とりわけ充実するタイプではありました。

テキストから離れる、即興のセッションみたいなものを楽しむ

持って生まれたセンスのようなものを感じさせる生徒さんでした。

 

たくさんのお子さんをみてきて、

やはり、『タイプ』というのはあるなと感じます。

 

創作に関しては、

好きな子は教えられなくても勝手にやる 

が、圧倒的に多いですね。

 

誰かに無理やりやらされたなというのはスグわかりまよ。

 

 

ぐりさんも、子どもの頃は好奇心旺盛だった方でした。

 

家族旅行で訪れた焼き物の工房。

家に帰ってからどうしてもやってみたくて

ろくろ なんてありませんが、家にあった佃煮かなにかの木箱の蓋の上に

土を水でこねこねして粘土のようなものをのっけて

器のような形をつくったり、、、

要は形状が異なる泥団子なのですが、結構長く玄関に飾ってありました笑

 

『ぼくのパン わたしのパン』という大好きだった絵本からインスパイア。

小麦粉、砂糖、塩、牛乳、イースト菌はなくてベーキングパウダー笑

捏ね捏ねしてオーブンへ、、

思っていた絵本のパンとは異なり、

今でいうハード系(ものは言いよう)のような『かたまり』笑 が焼きあがって、

父だけが「美味しい美味しい」と食べてくれたことを覚えています。

 

小6の謝恩会のクラスの出し物で、

当時流行っていた『バレンタインデーキッス』をダンス班と合奏班にわかれて

やることになったのですが、

合奏のアレンジを一手に引き受け、音楽室にある楽器を使った

すべてのパートの楽譜を書いて、

みんなで盛り上がって楽しんだことがあります。

 

 

砂遊びやかくれんぼ、家族ごっこ、川遊びや塗り絵、

名前のない遊びにいたるまで、

子どもの頃の遊びが将来何の役に立つかといわれると

ハッキリと答えることはできませんが、

でも、生きていく上で、きっと何かの役に立っていると考えています。

 

発達障害の診断があろうとなかろうと

レッスンを始めるのが早ければ早いほど、

時間的にも、気持ち的にも余裕がたっぷりあって

その年齢でこそ感じられる貴重で豊かな時間を共有することができます。