「影踏み(横山秀夫著)」読了。
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横山秀夫作品リストはこちら。

横山秀夫作品にハマり中の私、短編はいまいちなので長編みーっけ!ということで11冊目。と思ったら、これは一話完結の短編を繋ぎ合わせたものだった。

なので、大きなミステリーをゆっくりと解いていくものではなく、小さい伏線をその度ごとに回収していくものだった。それでも、普通の短編集に比べて読み応えは充分。伏線の張り方が絶妙なのだ。鈍感な私はついつい見逃してしまうが、あとでページを遡ってめくると、「騙された!」と気付いたりして。

初め、焼死した双子の弟が中耳の中で語りかける、というスタイルに違和感があったのだが、慣れてくると、これも良いスパイスになる。

何より、主人公の真壁の観察力が鋭くてとても良い勉強になる。私の仕事も相手の顔色や行動などを綿密に観察することを欲求されるため、大いに刺激になった。

というわけで、実質は短編ながら長編だと勘違いし、その違和感がまったくなかったという素晴らしい作品だった。横山秀夫作品において私の中で「ルパンの消息」「半落ち」「震度0」「64」に次ぐ5本の指に入る作品。



せっかくの火曜日なのに、残業のためスポーツジムへ行けず。水木と重要な調査が入っているし、金曜日から6連休なので色々と片付けたい仕事が目白押しなのだ。