「馬上少年過ぐ(司馬遼太郎著)」読了。
久しぶりの司馬遼太郎作品。最近は池井戸潤、重松清などの現代作家ばかり読んでいるのだが、司馬遼太郎小説全巻制覇は現在も目標のひとつなのだ。
本作品は時代もテーマもばらばらな、7編からなる短編集。
「英雄児」
司馬遼太郎長編小説「峠」の主人公である越後長岡藩家老、河井継之助をコンパクトに描いた作品。なかなか魅力的なキャラクター。時代もキャラクターも「花神」の大村益次郎と被る。次なる司馬遼太郎の長編は「峠」を読もうかな。来年あたりから。
「慶応長崎事件」
土佐藩海援隊士、菅野覚兵衛と佐々木栄が遭遇した英国水兵殺人事件を描いたもの。龍馬や土佐藩に興味のある人は面白いかもしれない。しかし、本作品の帯に「大河ドラマ 龍馬伝でいま話題の男、岩崎弥太郎の知られざる活躍」と書いてあるが、弥太郎はほとんど登場せず、誇大広告だろう(笑)。
「喧嘩草雲」
あばれ梅渓とあだ名された画家、田崎草雲の半生を描いたもの。粗野かつ繊細なキャラクターは魅力的。私は初めて知った人物。
「馬上少年過ぐ」
言わずもがな、伊達政宗を主人公とした作品。「独眼竜政宗」を本放送時と昨年の再放送で楽しんだ私にとっては楽しみだったが、あまりに短すぎて、超ダイジェスト。司馬遼太郎の政宗論に終始していた。もう少しじっくり描いて欲しかったな。
「重庵の転々」
伊予の医師、山田仲左衛門(重庵)を描いたもの。江戸時代の伊予の藩主は伊達氏。上の「馬上少年過ぐ」の続編かと思いきや、無関係。だが、この人物も面白味がありそうだ。
「城の怪」
大須賀万左右衛門がお義以という女もののけにつままれる話。あまり私が好まないフィクション系の物語。
「貂の皮」
脇坂安治(甚内)の半生を描く。脇坂と言えば、関ヶ原の戦いにおいて小早川秀秋とともに西軍を裏切った大名というイメージしかなかったが、しっかりと脇坂家を描いていて勉強になった。
久しぶりの司馬遼太郎作品。最近は池井戸潤、重松清などの現代作家ばかり読んでいるのだが、司馬遼太郎小説全巻制覇は現在も目標のひとつなのだ。
本作品は時代もテーマもばらばらな、7編からなる短編集。
「英雄児」
司馬遼太郎長編小説「峠」の主人公である越後長岡藩家老、河井継之助をコンパクトに描いた作品。なかなか魅力的なキャラクター。時代もキャラクターも「花神」の大村益次郎と被る。次なる司馬遼太郎の長編は「峠」を読もうかな。来年あたりから。
「慶応長崎事件」
土佐藩海援隊士、菅野覚兵衛と佐々木栄が遭遇した英国水兵殺人事件を描いたもの。龍馬や土佐藩に興味のある人は面白いかもしれない。しかし、本作品の帯に「大河ドラマ 龍馬伝でいま話題の男、岩崎弥太郎の知られざる活躍」と書いてあるが、弥太郎はほとんど登場せず、誇大広告だろう(笑)。
「喧嘩草雲」
あばれ梅渓とあだ名された画家、田崎草雲の半生を描いたもの。粗野かつ繊細なキャラクターは魅力的。私は初めて知った人物。
「馬上少年過ぐ」
言わずもがな、伊達政宗を主人公とした作品。「独眼竜政宗」を本放送時と昨年の再放送で楽しんだ私にとっては楽しみだったが、あまりに短すぎて、超ダイジェスト。司馬遼太郎の政宗論に終始していた。もう少しじっくり描いて欲しかったな。
「重庵の転々」
伊予の医師、山田仲左衛門(重庵)を描いたもの。江戸時代の伊予の藩主は伊達氏。上の「馬上少年過ぐ」の続編かと思いきや、無関係。だが、この人物も面白味がありそうだ。
「城の怪」
大須賀万左右衛門がお義以という女もののけにつままれる話。あまり私が好まないフィクション系の物語。
「貂の皮」
脇坂安治(甚内)の半生を描く。脇坂と言えば、関ヶ原の戦いにおいて小早川秀秋とともに西軍を裏切った大名というイメージしかなかったが、しっかりと脇坂家を描いていて勉強になった。
