「箱根の坂 中巻(司馬遼太郎著)」読了。

面白くてあっという間に読み切ってしまった。応仁の乱後の荒廃した京を出た伊勢新九郎(早雲)一行は、伊勢の津を経由して駿河へ。
今川義忠(既に討死)に嫁いだ妹分の千萱と竜王丸を護るために。義理堅く、ただそれだけを実行すべく奔走する早雲。
北条早雲と言えば、小田原を中心とした関東の覇者としての北条家の祖というイメージがある。
しかし、本巻では早雲は既に50代半ば程に達しているものの、まだまだ駿河に滞留しており、今川家のために骨を折る。箱根の坂を越えて小田原に入るのは最終巻たる下巻か。そうなると、北条早雲の人生の大半は流浪の旅ということになる。大器晩成そのものだ。
私はこの時代、つまり応仁の乱前後あたりから戦国時代一歩手前(室町時代半ば)の小説は初めて。古河公方と堀越公方、山内上杉家と扇谷上杉家、太田道灌、惣、一揆、一向宗などの用語は高校時代に日本史の勉強で覚えて以来で懐かしい。とは言え知識は断片的で浅い。もう少し、この時代を勉強してみるのも面白いかなと思ってきた。まだ見ぬ魅力が隠されているかもしれない。

面白くてあっという間に読み切ってしまった。応仁の乱後の荒廃した京を出た伊勢新九郎(早雲)一行は、伊勢の津を経由して駿河へ。
今川義忠(既に討死)に嫁いだ妹分の千萱と竜王丸を護るために。義理堅く、ただそれだけを実行すべく奔走する早雲。
北条早雲と言えば、小田原を中心とした関東の覇者としての北条家の祖というイメージがある。
しかし、本巻では早雲は既に50代半ば程に達しているものの、まだまだ駿河に滞留しており、今川家のために骨を折る。箱根の坂を越えて小田原に入るのは最終巻たる下巻か。そうなると、北条早雲の人生の大半は流浪の旅ということになる。大器晩成そのものだ。
私はこの時代、つまり応仁の乱前後あたりから戦国時代一歩手前(室町時代半ば)の小説は初めて。古河公方と堀越公方、山内上杉家と扇谷上杉家、太田道灌、惣、一揆、一向宗などの用語は高校時代に日本史の勉強で覚えて以来で懐かしい。とは言え知識は断片的で浅い。もう少し、この時代を勉強してみるのも面白いかなと思ってきた。まだ見ぬ魅力が隠されているかもしれない。
