「日輪にあらず 軍師黒田官兵衛(上田秀人著)」読了。

黒田官兵衛関連は今までに吉川英治、松本清張、司馬遼太郎、火坂雅志と何冊か読んだが、大河ドラマ終了から2年ほど経ち、久しぶりに読みたくなり手にとってみた。
今まで読んだ作品とは違い、解釈の所々が新しく、旧来の黒田官兵衛物語とは違うぞというアピールが所々に。
まず、黒田官兵衛の家来三人衆(栗山善助、母里太兵衛、井上九郎右衛門)がまったく出てこない。宿老の竹森新右衛門と玲珠膏の売り子である仁吉くらい。その割には、京都に住む側室の八重とその子熊之助が唐突に登場する。
竹中半兵衛の法名「深龍水徹」が黒田官兵衛の兜に書き込まれ、それをヒントに高松城攻めの水攻めを思いつく、というアングル。よくあるのが、豊臣秀吉と共に同時に「水」をひらめくというもの。
中国大返しの際に、安国寺恵瓊や小早川隆景や吉川元春にあえて織田信長の死を教えてしまう。これは「軍師官兵衛」を観ていてびっくりしたものだったが、史実でもこちらの方が濃厚とのこと。
賤ヶ岳の戦いで豊臣秀吉がお市の方を殺せと。腹に子がいれば信長の甥になり、殺せば主筋殺しの汚名、生かせば父:柴田勝家の仇として儂を狙う。後顧の憂いは断つべき。これも、豊臣秀吉がお市の方に惚れていたという定説を覆すもの。
まぁそれ以外はそれほどいじったり遊んでおらず、そこそこ読みやすかった。この著書の作品をまた読んでみようかな。

黒田官兵衛関連は今までに吉川英治、松本清張、司馬遼太郎、火坂雅志と何冊か読んだが、大河ドラマ終了から2年ほど経ち、久しぶりに読みたくなり手にとってみた。
今まで読んだ作品とは違い、解釈の所々が新しく、旧来の黒田官兵衛物語とは違うぞというアピールが所々に。
まず、黒田官兵衛の家来三人衆(栗山善助、母里太兵衛、井上九郎右衛門)がまったく出てこない。宿老の竹森新右衛門と玲珠膏の売り子である仁吉くらい。その割には、京都に住む側室の八重とその子熊之助が唐突に登場する。
竹中半兵衛の法名「深龍水徹」が黒田官兵衛の兜に書き込まれ、それをヒントに高松城攻めの水攻めを思いつく、というアングル。よくあるのが、豊臣秀吉と共に同時に「水」をひらめくというもの。
中国大返しの際に、安国寺恵瓊や小早川隆景や吉川元春にあえて織田信長の死を教えてしまう。これは「軍師官兵衛」を観ていてびっくりしたものだったが、史実でもこちらの方が濃厚とのこと。
賤ヶ岳の戦いで豊臣秀吉がお市の方を殺せと。腹に子がいれば信長の甥になり、殺せば主筋殺しの汚名、生かせば父:柴田勝家の仇として儂を狙う。後顧の憂いは断つべき。これも、豊臣秀吉がお市の方に惚れていたという定説を覆すもの。
まぁそれ以外はそれほどいじったり遊んでおらず、そこそこ読みやすかった。この著書の作品をまた読んでみようかな。
