DVDにて映画「愚行録」鑑賞。



今や無期限活動停止中の小出恵介の鬼畜っぷりが見事に演じられている作品。私は小出恵介という役者は嫌いではない。自然体、正義漢、鬼畜と演技が上手いからである。なので活動停止なのは実に残念。ま、それは本題ではないか。

なかなか良い作品だと思う。冒頭の妻夫木聡と満島ひかりとの会話がボソボソと何言ってるか分からなかったが、ラストでちゃんと繋がる。

個人的に興味を持ったポイントは大学の内部進学生と外部受験者との格差。

私自身浪人して大学に入学したのでよく分かる。本作品にあるとおり、確かに内部生の人達は初めから内輪で盛り上がっているし、華やかだし、楽しそうだった。情報網も優れているため、授業、試験、就活などの情報も豊富で、実際に彼らは大学の成績や大企業への就職率が良い。就活で言えば、良家の子息が多いからかコネも強い。コネについても本作品にて触れられていたな。

私の場合は、たまたま「外部生とも繋がろう」という社交的な内部生が周りに多かったので、何人かは今でも付き合いがある。ほとんど嫌な思いはしていない。

本作品ではこの対内部生というアングルが後々の殺人事件につながっていく。ネタバレはその辺りにしておこう。

今度は原作を読んでみたいな。映画で気付かなかったディティールがあるはず。


愚行録
妻夫木聡
2017-08-01