「指名解雇(高杉良著)」読了。
経済小説のカリスマ、高杉良氏の作品は初めてだが、カテゴリが人事系である為か読み易い。金融系ならばそうはいかない。
StoryLineはごくごく単純で、中高年管理職を整理したい経営陣に対して人事部の課長(木下)が奮闘するというもの。木下の奮闘空しく指名解雇は決行され、経営陣に睨まれた木下は九州に左遷、退職し格下メーカーに転職…。Happy Endでないところが逆にRealityがあり面白かった。
この作品の舞台は1993年・発表は1995年と、今から10年以上前のバブル崩壊数年後である。まだリストラが一般的ではなかった頃だ。高度成長期からバブルまでは終身雇用が年功序列、企業別組合と相俟って日本企業の三種の神器であったが、バブル崩壊後、終身雇用の是非が議論されるようになり、企業は段々と人員整理を進めてきた。
作中でも木下は「終身雇用がバイタリティーなりダイナミズムをもたらしている面は否定出来ない」と発している。
現在においても論者により終身雇用の捉え方は是と非に大別される。かく言う私も(少なくとも現在においては)所謂終身雇用型企業に勤務しているが、経営面、Career面から見て一長一短有るので是非は速答出来ない。ただ一つだけ確実に言えるのは、終身雇用であれば労働者にとって生活の安定が得られるということだ。現在、派遣切り問題、製造業での派遣禁止が話題に上るが、国民の生活の安定が損なわれるためである。そう私が考え、日本全体も現在の雇用状況を危惧しているところを見ると、やはり日本において馴染むのは終身雇用なのだろう。
帰宅後、カレーライス作り。今日はオーソドックスに。妻がつわりなのでニンニクはキツイだろうし、変な隠し味を入れて食欲減退しても困るので。せいぜい、コーンをToppingしただけ。お陰で「美味しい」と連呼して食べてくれた。やっぱりオーソドックスが1番かな。
指名解雇 (講談社文庫)
著者:高杉 良
販売元:講談社
発売日:1999-02
おすすめ度:
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経済小説のカリスマ、高杉良氏の作品は初めてだが、カテゴリが人事系である為か読み易い。金融系ならばそうはいかない。
StoryLineはごくごく単純で、中高年管理職を整理したい経営陣に対して人事部の課長(木下)が奮闘するというもの。木下の奮闘空しく指名解雇は決行され、経営陣に睨まれた木下は九州に左遷、退職し格下メーカーに転職…。Happy Endでないところが逆にRealityがあり面白かった。
この作品の舞台は1993年・発表は1995年と、今から10年以上前のバブル崩壊数年後である。まだリストラが一般的ではなかった頃だ。高度成長期からバブルまでは終身雇用が年功序列、企業別組合と相俟って日本企業の三種の神器であったが、バブル崩壊後、終身雇用の是非が議論されるようになり、企業は段々と人員整理を進めてきた。
作中でも木下は「終身雇用がバイタリティーなりダイナミズムをもたらしている面は否定出来ない」と発している。
現在においても論者により終身雇用の捉え方は是と非に大別される。かく言う私も(少なくとも現在においては)所謂終身雇用型企業に勤務しているが、経営面、Career面から見て一長一短有るので是非は速答出来ない。ただ一つだけ確実に言えるのは、終身雇用であれば労働者にとって生活の安定が得られるということだ。現在、派遣切り問題、製造業での派遣禁止が話題に上るが、国民の生活の安定が損なわれるためである。そう私が考え、日本全体も現在の雇用状況を危惧しているところを見ると、やはり日本において馴染むのは終身雇用なのだろう。
帰宅後、カレーライス作り。今日はオーソドックスに。妻がつわりなのでニンニクはキツイだろうし、変な隠し味を入れて食欲減退しても困るので。せいぜい、コーンをToppingしただけ。お陰で「美味しい」と連呼して食べてくれた。やっぱりオーソドックスが1番かな。
指名解雇 (講談社文庫)著者:高杉 良
販売元:講談社
発売日:1999-02
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