「三国志 第7巻(吉川英治著)」読了。
いよいよ終盤に入ってきた。関羽も張飛も劉備も、また敵方の曹操もなくなり、主人公は完全に孔明のものとなった。
本巻で興味深かった部分を紹介したい。言うまでもなく、両者とも孔明の言である。

・「戦いというものは、あくまで人そのものであって、兵器そのものが主ではない。故に、これらの新兵器を蜀が持つことによって、蜀の兵が弱まるようなことがあっては断じてならないと、それを将来のために今から案じられる」
→南蛮征伐を終えた後の訓示である。これは現代でも通じる原理だと思う。機械、情報技術が高度に発達してきた現代においても、世界を動かすのは人そのものであって、機械ではないのだ。

・「初め、藤甲軍の現れた時は、ちょっと自分も策に詰まったが、それは彼の有利な行動のみ見せつけられていたからで、翻って、彼の弱点を考えてみると、当然ー水に利あるものは必ず火に利無しーの原理で、油漬けの藤蔓甲は火に対しては何の防ぎにもならぬのみか、かえって彼ら自身を焼くものでしかないことに思い当たった」
→一つ目の続きで語られた訓示である。強敵が現れたからといっても、弱点はあるものだし、視点や発想を広げることでそれが見えてくるものなのだ。私が今後、仕事等で困難にぶつかった時に思い出してみよう。

三国志(7)(吉川英治歴史時代文庫 39)三国志(7)(吉川英治歴史時代文庫 39)
著者:吉川 英治
販売元:講談社
(1989-05-15)
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no title新聞でもTVでもニュースでは「円高」「円高」ばかり。
円高ならば良質な輸入物が安く手に入るのではと考えてイオンでワインを購入。500円弱の輸入物ワインがたくさん置いてあり、どれにしようか迷ったが、現在、スペイン語を勉強している関係からスペイン産のワインを選んだ。
飲んだ感じは…。あまり私の好きなタイプではなかった。苦くて少々重め。まあスペイン産ワインがすべてこうではないため、今後も色々試してみるつもりである。