先週放映していた「ツレがうつになりまして 第一回」視聴。サラリーマンのツレ(作者の夫:原田泰造)がある朝「死にたい」と真顔で言い出し、妻(作者:藤原紀香)と共に送る鬱病の闘病生活を描くストーリーである。幻冬舎よりコミックエッセーとして出版されたもののドラマ版である。
今回は鬱病を発症するまでの過程を描いていたが、観ていて痛々しかった。外資系IT企業に勤務し、同僚はどんどんリストラで消え、部下からは無能呼ばわりされ、米国本社からは否応ないノルマが突き付けられ、反論しようにも英語が出てこない…。単なるストレスで片付けられるような状況ではなく、最悪の職場環境である。冷静な第三者の私から見れば「仕事を苦に自殺するくらいなら、いっそのこと退職して新しい人生を踏み出せば良いではないか」と考えるが、当人は「自分がいなきゃ、会社が回っていかない」と責任感の強いこと強いこと。会社と自分&家族とどちらが大切なのだろうか。勿論、当人はどちらも大切だと考えるからこそ鬱病を患ってしまうのであろうが、切羽詰まった時に、究極の二者択一を選択する判断力が必要だと思う。
私は原作を読んでいないのでこの先は不明だが、鬱病をどう乗り越えていくかをしっかりと観てみたい。人事という仕事柄この類の書籍をよく読むが、頑張れなど励ましてはいけない、説得しない、無理やり遊びや呑みに連れて行かない…などNGアクションばかりである。いったい、どう接し克服させていくのが正解なのだろうと常々思う。今後の仕事のためにも参考となれば良いが…。

「世界で一番おもしろい地図帳(おもしろ地理学会編)」読了。
これは以前より某ブログで面白いと話題になっていたのを、先日ブックオフで偶然見掛けたため、購入しておいたのだ。一言でいえば、地理に関するトリビア集。各項目が独立しており、気軽に楽しんで読むことができる書籍である。以下は特に面白かった項目である。
・美濃焼・瀬戸焼・常滑焼・万古焼など古くからの焼き物の産地が東海地方に集中しているのは、400万~500万年前、濃尾平野に東海湖という日本一の湖があり、良質の粘土層が形成されたため。
・静岡県がお茶の産地になったのはそもそも失業対策・
・日本の国土は世界的に見て広いほうであり、191の独立国の中で堂々の59位。
・日本で一番山の少ない県は千葉県であり、県境は全て川。
・長野県で県庁所在地を決定するとき、松本・松代・上田・諏訪・飯田などの小藩の城下町が乱立し大モメ、この結果城下町ではなく善光寺の門前町だった長野市が選ばれ漁夫の利を得た。そりゃ、松本と長野が今でも仲が悪い訳だ(元長野県民の私にはよく実感できる)
・上越が下越より南にあるのは、京都への方向で行けば上越が先(上)にあるから
・関東地方と首都圏の違いは、首都圏の定義が「東京の会社に電車で通勤できる圏内」であるから関東地方にプラス山梨県が入るという違い。
・沖縄県西表島の西は、太陽の沈む方角であるから「イリ」と読む。東は太陽の上がる方角であるから「アガリ」と読む。さっそく妻に披露したら感動された(笑)。
・ハリウッドが映画の町になったのは砂漠地帯で雨が少ないため。
・他国と最も多く接しているのは中国とロシアの14カ国。
・ワシントンD.C.の「D.C.」とは「District of Columbia(コロンビア特別地区)」の略であり、「District」は「どこの州にも属さない連邦政府の直轄区」という意味が込められている。
・ハワイのビッグウェーブは南極と北極で生まれた波が途中で遮られず押し寄せている。
・ブラジルがコーヒーの一大産地になったのは、ボストン茶会事件がきっかけ。

実に面白い。中学や高校の地理の教師は講義で生徒を惹きつけるために必読書であろう(笑)。
世界で一番おもしろい地図帳世界で一番おもしろい地図帳
著者:おもしろ地理学会
販売元:青春出版社
発売日:2005-06-24
おすすめ度:3.5
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