「芸人学生、知事になる(東国原英夫著)」読了。
芸能人そのまんま東から、政治家の東国原英夫へと転身した氏の回想記である。基本的に私は転身とか、カムバックとかの話が好きである。夢があるから。
スキャンダルも痴話も芸の肥しとして好き放題やってきた氏が、真面目に受験勉強をし、早稲田大学で学問に打ち込み、そしてそのフィールドワークとして故郷の宮崎県にて知事になる…。本当に見事な転身である。地頭の良さもあるのだろうが、強靭な精神力や発想を大転換出来る頭の柔らかさには頭が下がる。しかも、体力がありしがらみの少ない20代や30代でなく、家族も世間体もある40代。私も見習わないと。

第1章で書かれた次の文章が非常に心に響いた。
・このまま10年、20年と何もしないで時間が流れていくのだけは耐えられなかった。それでは30代でピークを迎えて、あとは下り坂を転がっていくだけの人生になる。僕はまだ自分の将来を諦めたくなかった。実際、僕の同世代には将来を諦めてしまった人たちもたくさんいる。変革のチャンスはいくらでもあるのに、自分から先に舞台を下りてしまうのだ。たいていは目先の楽しみに逃げてしまう。酒を飲んで旧交を温める温めてみたり、新しい趣味を始めてみたり、旅行に出掛けてみたり。その人に突進していくエネルギーがなければ仕方ないかもしれない。経済的基盤や周囲のバックアップも必要だろう。そんな人生も否定しないが、正直言ってもったいないと思う。後から喰いて自己変革を志したところで、もう間に合わないのだ。

なるほど。私は40代で新たなチャレンジをすべく、昨年8月から目標に向けて努力してきた。その目標も、所属会社の何らかの力によって握り潰されようとしている。正直、目標が絶たれたようでショックを隠せない。が、凹み続けても仕方がない。新たな生き甲斐を見つけ、それに向かっていこうと思う。
ちなみに、東国原氏がやってきた
・大学に入り直す
・政治家を志す
ことは両方とも興味がない。羨ましいとも見習いたいとも思わないのだ。人それぞれのやり方がある。私は私で見つけていこう。



副業が不認可になったが、本来は今日、午後から有給休暇をとって副業先である大津市へ向かう予定だった。事情を知る職場の先輩や同僚は同情してくれた。しかし、私はもう吹っ切れている。取り敢えず、今のこの本業にしっかりと取り組み、成果を上げていきたいと思う。副業がダメになったからといってヤケを起こして本業もダメになるのは馬鹿らしい。そのへんの切り替えは出来ているつもり。思い出すだけで、腸が煮えくり返る思い出あるのは事実だが…。