夕方、近くのアピタへ。不要の衣料品3点ごとに500円の割引券が貰えるため、私と妻合わせて24点を持参したのだ。我が家には着なくなった衣料品が盛り沢山。つい先日の大掃除でも何枚か捨てたほどだ。これが割引券として生まれ変わるならば大歓迎である。但し、そんなには美味しい話ではない。3000円以上の買い物ごとに割引券1枚を使えるだけであるため、ある程度買い物をしないといけない。使用できるのは食料品はダメで、衣料品のみである。また使用期限が6月14日までであるので、急いで使わなければならない。仮に、本日貰った8枚の500円割引券(4000円分)を消化するためには、24,000円も衣料品を購入しなければならないことになる。まぁ、我が家は今後、子供服が必要だろうから、ある程度は消化出来るだろう。
「スタバではグランデを買え!(吉本佳生著)」読了。
少し前に「金融商品にだまされるな!」を読了し、ここにも取り上げたが、その著者による価値と生活の経済学を述べたものである。単元それぞれが問答形式になっており、分かりやすい説明がなされている。経済学の初心者のみならず、普段の消費経済に多少なりとも疑問を感じている方々にとっては面白い書であろう。また、身近な例でものの値段の仕組みなどを説明しており、小学生くらいの子供に世の中の仕組みを教えるのにいいかもしれない。以下に、代表的な問答を取り上げ、私の意見も加えてみた。
◎ペットボトルのお茶はコンビニとスーパーのどちらで買うべきか?→
同じものが違う価格で売られる仕組みを解説している。代表例として、自動販売機、コンビニ、スーパーのそれぞれで購入するペットボトルのお茶、更には家で作って自分の水筒に入れるのを比較している。私は黒烏龍茶が好きで毎日飲んでいる。かつては定価販売のコンビニで購入していたが、高いのでスーパーの特売でまとめ買いになり、それでも小遣い財政が破綻の危機を迎えたため、今では毎朝自分でティーパックで煎れ水筒に詰めて職場へ持っていく。これが私なりに経済的だと考えていたが、著者によると違うらしい。時間や労力などの買い物や自分で作る手間はコストであり、自販機で150円で買っても時間コストは得しているし、特売や家のを持っていくのは重たいため労力コストがかかっているというのだ。値段の高いコンビニや自販機でお茶を買うことは、お茶そのものを買うというよりは、お茶を飲むために必要ないろいろな手間を節約してくれるサービスを買っていると考えるべきということか。つまり、時間や手間を金で買うと。それでもやはり、私は水筒で持参する派だろう。作る手間や時間、職場へ運ぶ労力など微々たるものだからだ。お茶を冷たくするのも、あったかくるすのも自分で調整可能であるし。これがコーヒーならば納得が出来る。自宅でコーヒーを飲めば数十円のコストだが、スタバやAL AVISなどのお洒落なカフェで飲めば400円前後かかる。しかし、飲みたい時に、お洒落なカフェで、ゆったりした空間と時間を味わわせてくれるというサービスを購入していると考えられる。つまり、このコスト概念は、個々人の価値観で変わってくるものだと考える。
◎テレビやデジカメがどんどん安くなる理由→
これは簡単である。生産規模が拡大するほど1台あたりの生産コストが低下し、工場の設備投資などが払いきれるという「規模の経済性」が働くためである。もちろん私もDVDや液晶TV、デジカメなどを購入する時は、いつもある程度の規模の経済性が働いた後に購入しているのだが、それでも数年後には更に価格が下がりかつ機能もUPしており閉口する。
◎大ヒット映画のDVD価格がどんどん下がる理由→
「大ヒット映画○○が遂にDVDにて登場!3980円!」とCMで流れていたと思ったら、数年後には同タイトルがコンビニで500円で売られていたりするので、以前からこれには興味があった。答えは、高くても買う客には高く、安くしか買わない客には安く売るという「価格差別」が行われているのだ。
◎携帯電話の料金体系が複雑な理由→
これも「価格差別」である。必要なときだけ使う派は、1分70円でも使うが無駄な会話はしない。日常会話に使う派は、1分35円までしか払わないが、長く通話する。よって電話会社は2つのタイプの消費者から得られる料金の総額をなるべく大きくしようとする。複雑さに屈する消費者は、価格差別の餌食になる。自分にあったプランがわからず使い続けていると無駄な出費が発生してしまうからだ。面白いのは、「通話料0円などの広告やパンフレットは下に細かい文字が書いてある。それらは賢い消費者か賢くない消費者かを見定めるために用意されたテスト。」という論点である。賢い消費者であるためには、細かい文字も注意深く読まなければいけないということである。これは旅行や自動車保険の約款なども同様だろう。
◎スターバックスではどのサイズのコーヒーを買うべきか?
→著者はグランデを買えという。グランデの方が お店は人件費や家賃などの固定費と比較して原材料費はたいした物ではないからお得、客としては量が多いからお得、という単純な結論である。私がスタバに行く時は、先ほども述べたようにコーヒーそのものを飲むためというよりはお洒落なカフェで、ゆったりした空間と時間を味わうというサービス重視であるため、ショートサイズを注文する。それで良いではないかと思うが、経済性で見れば両者にとってグランデの方がお得ということか。まあ今度長く居座る時には、量が多い方がいいのでグランデにしてみようか。しかし、それでは店にとって回転率が悪くなるか、いや、カフェでは客が多くいた方が集客面で効果があるというから店にとっては逆に良いのか…。複雑だ。
◎100円ショップの秘密→
以下の要因とのこと。これは安く済む訳だ。
・原価平均は推測50円~70円。・製造は賃金が安い中国やベトナム。・意外に日本国内で生産されているものも多い(国内で工場や職人のスケジュールの空きを利用して製造するなど)。・一度に大量商品発注。完全買取で返品なし。工場側もリスクが少ないため通常より安い仕入が可能。・倒産企業の商品をすべて安く買い取って売る。・宣伝コスト不要。・値札張りが不要でレジ打ちも単純であつのでバイトも少なくてもよく人件費削減。
スタバではグランデを買え! ―価格と生活の経済学
著者:吉本 佳生
販売元:ダイヤモンド社
発売日:2007-09-14
おすすめ度:
クチコミを見る
「スタバではグランデを買え!(吉本佳生著)」読了。
少し前に「金融商品にだまされるな!」を読了し、ここにも取り上げたが、その著者による価値と生活の経済学を述べたものである。単元それぞれが問答形式になっており、分かりやすい説明がなされている。経済学の初心者のみならず、普段の消費経済に多少なりとも疑問を感じている方々にとっては面白い書であろう。また、身近な例でものの値段の仕組みなどを説明しており、小学生くらいの子供に世の中の仕組みを教えるのにいいかもしれない。以下に、代表的な問答を取り上げ、私の意見も加えてみた。
◎ペットボトルのお茶はコンビニとスーパーのどちらで買うべきか?→
同じものが違う価格で売られる仕組みを解説している。代表例として、自動販売機、コンビニ、スーパーのそれぞれで購入するペットボトルのお茶、更には家で作って自分の水筒に入れるのを比較している。私は黒烏龍茶が好きで毎日飲んでいる。かつては定価販売のコンビニで購入していたが、高いのでスーパーの特売でまとめ買いになり、それでも小遣い財政が破綻の危機を迎えたため、今では毎朝自分でティーパックで煎れ水筒に詰めて職場へ持っていく。これが私なりに経済的だと考えていたが、著者によると違うらしい。時間や労力などの買い物や自分で作る手間はコストであり、自販機で150円で買っても時間コストは得しているし、特売や家のを持っていくのは重たいため労力コストがかかっているというのだ。値段の高いコンビニや自販機でお茶を買うことは、お茶そのものを買うというよりは、お茶を飲むために必要ないろいろな手間を節約してくれるサービスを買っていると考えるべきということか。つまり、時間や手間を金で買うと。それでもやはり、私は水筒で持参する派だろう。作る手間や時間、職場へ運ぶ労力など微々たるものだからだ。お茶を冷たくするのも、あったかくるすのも自分で調整可能であるし。これがコーヒーならば納得が出来る。自宅でコーヒーを飲めば数十円のコストだが、スタバやAL AVISなどのお洒落なカフェで飲めば400円前後かかる。しかし、飲みたい時に、お洒落なカフェで、ゆったりした空間と時間を味わわせてくれるというサービスを購入していると考えられる。つまり、このコスト概念は、個々人の価値観で変わってくるものだと考える。
◎テレビやデジカメがどんどん安くなる理由→
これは簡単である。生産規模が拡大するほど1台あたりの生産コストが低下し、工場の設備投資などが払いきれるという「規模の経済性」が働くためである。もちろん私もDVDや液晶TV、デジカメなどを購入する時は、いつもある程度の規模の経済性が働いた後に購入しているのだが、それでも数年後には更に価格が下がりかつ機能もUPしており閉口する。
◎大ヒット映画のDVD価格がどんどん下がる理由→
「大ヒット映画○○が遂にDVDにて登場!3980円!」とCMで流れていたと思ったら、数年後には同タイトルがコンビニで500円で売られていたりするので、以前からこれには興味があった。答えは、高くても買う客には高く、安くしか買わない客には安く売るという「価格差別」が行われているのだ。
◎携帯電話の料金体系が複雑な理由→
これも「価格差別」である。必要なときだけ使う派は、1分70円でも使うが無駄な会話はしない。日常会話に使う派は、1分35円までしか払わないが、長く通話する。よって電話会社は2つのタイプの消費者から得られる料金の総額をなるべく大きくしようとする。複雑さに屈する消費者は、価格差別の餌食になる。自分にあったプランがわからず使い続けていると無駄な出費が発生してしまうからだ。面白いのは、「通話料0円などの広告やパンフレットは下に細かい文字が書いてある。それらは賢い消費者か賢くない消費者かを見定めるために用意されたテスト。」という論点である。賢い消費者であるためには、細かい文字も注意深く読まなければいけないということである。これは旅行や自動車保険の約款なども同様だろう。
◎スターバックスではどのサイズのコーヒーを買うべきか?
→著者はグランデを買えという。グランデの方が お店は人件費や家賃などの固定費と比較して原材料費はたいした物ではないからお得、客としては量が多いからお得、という単純な結論である。私がスタバに行く時は、先ほども述べたようにコーヒーそのものを飲むためというよりはお洒落なカフェで、ゆったりした空間と時間を味わうというサービス重視であるため、ショートサイズを注文する。それで良いではないかと思うが、経済性で見れば両者にとってグランデの方がお得ということか。まあ今度長く居座る時には、量が多い方がいいのでグランデにしてみようか。しかし、それでは店にとって回転率が悪くなるか、いや、カフェでは客が多くいた方が集客面で効果があるというから店にとっては逆に良いのか…。複雑だ。
◎100円ショップの秘密→
以下の要因とのこと。これは安く済む訳だ。
・原価平均は推測50円~70円。・製造は賃金が安い中国やベトナム。・意外に日本国内で生産されているものも多い(国内で工場や職人のスケジュールの空きを利用して製造するなど)。・一度に大量商品発注。完全買取で返品なし。工場側もリスクが少ないため通常より安い仕入が可能。・倒産企業の商品をすべて安く買い取って売る。・宣伝コスト不要。・値札張りが不要でレジ打ちも単純であつのでバイトも少なくてもよく人件費削減。
スタバではグランデを買え! ―価格と生活の経済学著者:吉本 佳生
販売元:ダイヤモンド社
発売日:2007-09-14
おすすめ度:
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