最近の娘は、私を差別する。
妻がほっぺを押すと何も反応しないのに、私がやると拒否するのだ。手で払いのける。それも両手で。まるで「やめて。」と言いたげに。
これをするのが私と妻の最近のブームであり、大ウケしている。もちろん、私の淋しい気持ちは拭えない(涙)。
まあ、今までも娘が大泣きしていて、私が抱っこしても泣きやまないか泣きが激しくなるかのどちらかなのに、妻にが「はいはい」と抱っこするとぴたっと泣き止むことがあるため、娘による妻との差別には慣れているが…。

「ホームレス中学生(田村裕著)」読了。
ご存じベストセラーとなった漫才コンビ:麒麟のツッコミ田村裕の半生を綴ったものである。衝撃的なタイトルと著者が漫才師ということで、社会現象になるほど話題を集めた作品。
当初は「芸能人が描いた本だから…」と手に取る気もなかったのだが、年末に放映していた「人志松本のすべらない話」で田村が出演しており、話の上手さもさることながら、体験談の面白さが印象的で一度目を通してみようと、今さらながら読んでみたのだ。
いざ読んでみると…、なかなか良書である。単なるイロモノではなく表現力があり、売れる訳が分かった。
本書の特徴は…
・どんな逆境の中にあっても田村は明るい
・しかしそれは気丈に振る舞っているだけで、心の中は母の早逝や家族解散の悲しみで覆われている
・兄は格好良すぎるほど責任感が強い(兄もNSCに在籍していたが、田村が進路先に芸人の道を選んでNSCに通い始めると、「誰かがお金を確実に稼いでお世話になった人達に返していかなければ筋を通すことが出来ない」と田村の犠牲になる形でNSCをやめてしまった、というエピソードは心を打たれた。)
・姉はあまり登場しないが面白い人(芸人としての田村に多少なりとも影響を与えたのだろう)
・田村の友達家族や教師は心が温かい人が多い(これは田村の人徳によるものだろう)
といったもの。
なにはともあれ、久しぶりに書を読んで笑い、涙することができた。たまにはこうした読書体験も良いものだ。田村兄が書いた「ホームレス大学生」も読んでみようかな…。
ホームレス中学生ホームレス中学生
著者:麒麟・田村裕
販売元:ワニブックス
発売日:2007-08-31
おすすめ度:4.0
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