「ルパンの消息(横山秀夫著)」読了。

弘前2泊3日の帰りの新幹線で読んだ。言わば、青森から愛知まで約900kmという本州の半分くらいの移動で共にした作品。
私が横山秀夫作品を読了したのはまだ3作品目なのだが、最も楽しめた。聞けば本作品は横山秀夫氏のデビュー作とのこと。とんでもなく完成度の高いミステリーを世に送り出したものだ。面白すぎて作品に没頭し、片道7~8時間の長い長い旅路が短く感じられたほど。
まず、数多くの伏線を見事に回収しており、非常に後味が良い。伏線を残しまくり消化不良だった佐々木譲作品とは全く違う。いくつか、自分では気付かなかった伏線(校長室の金庫を開ける順番など)について、後で戻って読み直してみるということがあったが、見事に騙されていた。
あと思ったのが、読者を揺さぶるのがとても巧い作家さんだな、と。例えば、竜見のトウシのくだりで怪しいと思わせておいて実はシロたったり、喜多の妻が事件に絡んでいると思わせておいてスカしたり。
敢えてツッコミを入れるならば、登場人物、特に学校関係者、濃すぎだろ、と。
同性愛どころか同性に対して暴力的性癖を持つ女教師。
教え子と出来ているツンデレの女教師。
盗聴マニアで変態な還暦オーバーの老教師。
隠し子のためにテストで不正を働く校長。
1975年が舞台で、今から40年も前なのに、現代の学校もびっくりな設定である。人間の本性ってのはこんなもんなんだよ、という著者のメッセージなのだろうか‥。
今から横山秀夫作品にハマってみようかと思わせてくれた作品。ミステリー好きならば是非オススメしたい。
本日は夕方銀行に行ったくらいで、終日ブログ執筆などに費やした。二泊三日の旅の記録を残すのは中々大変だが、新しいノートPCのお陰でだいぶ快適に作業が出来た。

弘前2泊3日の帰りの新幹線で読んだ。言わば、青森から愛知まで約900kmという本州の半分くらいの移動で共にした作品。
私が横山秀夫作品を読了したのはまだ3作品目なのだが、最も楽しめた。聞けば本作品は横山秀夫氏のデビュー作とのこと。とんでもなく完成度の高いミステリーを世に送り出したものだ。面白すぎて作品に没頭し、片道7~8時間の長い長い旅路が短く感じられたほど。
まず、数多くの伏線を見事に回収しており、非常に後味が良い。伏線を残しまくり消化不良だった佐々木譲作品とは全く違う。いくつか、自分では気付かなかった伏線(校長室の金庫を開ける順番など)について、後で戻って読み直してみるということがあったが、見事に騙されていた。
あと思ったのが、読者を揺さぶるのがとても巧い作家さんだな、と。例えば、竜見のトウシのくだりで怪しいと思わせておいて実はシロたったり、喜多の妻が事件に絡んでいると思わせておいてスカしたり。
敢えてツッコミを入れるならば、登場人物、特に学校関係者、濃すぎだろ、と。
同性愛どころか同性に対して暴力的性癖を持つ女教師。
教え子と出来ているツンデレの女教師。
盗聴マニアで変態な還暦オーバーの老教師。
隠し子のためにテストで不正を働く校長。
1975年が舞台で、今から40年も前なのに、現代の学校もびっくりな設定である。人間の本性ってのはこんなもんなんだよ、という著者のメッセージなのだろうか‥。
今から横山秀夫作品にハマってみようかと思わせてくれた作品。ミステリー好きならば是非オススメしたい。
本日は夕方銀行に行ったくらいで、終日ブログ執筆などに費やした。二泊三日の旅の記録を残すのは中々大変だが、新しいノートPCのお陰でだいぶ快適に作業が出来た。
