6389c96d.jpg「項羽と劉邦 4項羽の快進撃(横山光輝著)」読了。
本巻では若武者:項羽の活躍が際立つ。この頃はまさか項羽がヒール側に回るなどとは予想もつかない。あらすじは以下の通り。
・楚軍大将軍:宋義の長帯陣は実は裏切りで、宋義は楚王に、息子の宋襄を斉の宰相につかせるよう画策していた、と項羽は笵増から聞く。項羽は宋義と宋襄を討ち大将軍に就任。項羽、黄河にて司馬欣、董翳から勝利。
・項羽軍は船を壊し食糧を捨て背水の陣を敷く。章邯はそれを知り正面衝突を避け、持久戦に持ち込む。夜襲対夜襲の裏の読み合いは項羽に軍配。伏兵対伏兵の裏の読み合いも項羽に軍配が上がり、項羽は常勝将軍に。諸候が続々と軍門に馳せ参じ、対応に追われて章邯追跡が出来ず焦る。
・咸陽では二世皇帝:胡亥が酒色に溺れ、宦官:趙高が暴政を敷いている。函谷関の章邯から援軍要請があり、丞相:李斯が皇帝に求めるも趙高に握り潰され、濡れ衣を着せられ親族ともに処刑される。
・新丞相となった趙高の勢い止まる事を知らず、権威を試すため、「皇帝に馬を献上する」として鹿を献上、それを「鹿だ」と指摘した者を処刑。ここから馬鹿という言葉が生まれた。
・趙高が戦況を握り潰しているため、皇帝:胡亥は章邯の援軍要請を知らなかったが、知るや否や趙高を呼び出し詰問。が、丞相の責任を逃れるため、章邯に罪を着せて章邯、董翳、司馬欣の一族は処刑。趙高の甥:趙常が勅使として函谷関に向かい罪名を読み上げるも、章邯は逆ギレし趙常を捕らえる。一族全て処刑されたことを知った章邯は司馬欣を使者として項羽の陣へ。降伏し楚に降ることになる。
・項羽はいったん彭城に帰り、兵糧を蓄え兵を整える。
項羽と劉邦―若き獅子たち (4) (希望コミックス (204))
著者:横山 光輝
潮出版社(1991-08)
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先週のワールドプロレスリング視聴。
今回は2010年10月11日の両国国技館「DESTRUCTION'10 」大会で行われたIWGP Jr.タッグ選手権試合「プリンス・デヴィット&田口隆祐(Apollo 55)VS飯伏幸太&ケニー・オメガ(ゴールデン☆ラヴァーズ)
ひとこと。「スゴイ!」
この言葉に尽きる。命知らずの闘いとはこのことである。どの技も華麗で説得力充分。まさに芸術であり、重要文化財に指定すべき試合内容。ここ数年の新日本ジュニアの闘いは非常にレベルが高いものになってきたが、この試合はその中でも群を抜いていた。
試合結果は大熱戦の末、飯伏がフェニックススプラッシュでデヴィットから3カウント奪取し、新日本Jr.の至宝は、他団体DDTへと流出してしまったのだが、悔しい気持ちを通り越して両者4人に賞賛を送りたいものである。
ビジネス的には、新日本は飯伏にベルトを預けることによって集客を図りたいのだろう。しかしその戦略は間違いではない。他団体であろうと、少しでも良い素質を持ったレスラーが新日本のリングに上がれば良いのだ。そして、新日本に馴染めば新日本に移籍すれば良い。これは邪道外道しかり、引退したミラノコレクションATしかり。
「プロレスは面白くない」と言う人は、まずはこの試合を観てから言って欲しいものだ。
今後の防衛戦が非常に楽しみである。